凰建設の森です。
本日は新築の打合せ。
午前中は間取りの打合せ。
午後は計画初期段階の相談。
自宅を建て替えるのか、
それとも市街化調整区域の
土地に家を建てられるように
してみるのか。
ご自身の年齢や家族の状況、
などなど色んな要素により、
最適解は変わってきます。
ご自身だけの事ではなく、
先々の事も考えることも大事。
私も様々な可能性を考えて
良いアドバイスができるよう
頑張ります。
さて、本日はリノベのお話。
特に古民家ですね。
古民家リノベというのは、
全国で一定数行われる。
耐震に加えて断熱も補強。
耐震の補強というのは、
新しく基礎を作ったりして
家を硬くしていくやり方と、
今の構造を基本にして、
木造住宅の持つ靭性を生かし
変形はするけどもギリギリで
倒壊しない粘りのやり方。
後者は限界体力計算を行い
補強計画をしていったりします。
計算費用は掛かりますが、
補強は比較的スマートに
行う事が出来ます。
じゃあそっちの方がいいじゃないか
という考え方もあります。
私も、そちらの方が、構造的には
木材のポテンシャルを生かせるので
いいと思います。
ただ、ここに断熱気密補強が
加わってくると、本当に悩ましい。
高断熱住宅を耐震等級3で作るのは、
家を硬くすることで、地震時に歪み、
気密が破られたり断熱に隙間が
できてしまうのを防ぐためです。
木造の粘りに期待するという事は
木造の建物自体が揺れたり歪んだり
することを許容することになります。
終局状態だと、人命が助かれば
それでOKというのは仕方ないと思う。
だけど、震度4や5くらいの地震で、
もう戻らない歪みが発生した際、
住み続けることは可能だけど、
断熱欠損や気密性の低下が
起きているはずなのですが、
それを無視して住み続けるか?
細かい地震の度にどんどん寒くなる
という事が起きかねません。
これが悩ましい。
折角なら古民家リノベでも
高断熱にしてもらいたい。
だけど、家を硬く作る構造補強は
とてもお金が掛かる。むしろ
古民家の良い所を潰しかねない。
うーん、この辺のバランスを
どうすべきか。
いつも悩んでおります。
さて、明日から北海道断熱修行の旅。
本州の建築実務者さんと、
過酷な北の大地に行ってきます。
メルマガは通常配信予定ですが、
もし、届かない日がありましたら
遭難を心配していただけたらと。
