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【日刊】本当に断熱等級7?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は新しいお客様のご来社と
リノベの打ち合わせのお客様。
そしてこれからリノベの打合せ。

土日が非常に込み合ってきており
ちょっと予約が取りづらくなって
来ております。ご迷惑をおかけします。

さて、本日の話題は、
ご来社いただいたお客様との
間で交わされた会話から。

ご自宅がとても寒いので、
暖かい家を探し求めて
あちこちに行かれておられる方。

もう、今は猫も杓子も断熱断熱。
どの建築会社に行っても、
わが社の家は暖かいですよ。

って言われるかと思います。

予想通りと言えば予想通りですが、
同じ断熱等級7でも暖かさが
違うという感想を頂くお客様が
増えてきました。

断熱気密の工事って、あまり
ごまかしが効きません。

例えば、耐震等級3の建物が、
人為的なミスなどにより、
耐震等級3じゃない状態で
引き渡されてしまったとしても
地震が起きるまでそれは分からない。

しかし、断熱気密の瑕疵があると
その分だけ必ず暑さ寒さが増します。

また、冬の暖かさを確保するのに、
断熱は最も重要な要素には違いないけど
換気や空調(暖房計画)が悪いと
やはり局所的な寒さが発生する。

10年前までは、断熱はそこそこでいい
みたいな事を言っていた会社さんが、
断熱等級6や7をやらざるを得なくなり
顧客のニーズに押されて嫌々やる
というケースも増えてきました。

となると、当然手落ちの断熱気密が
世の中に出てきはじめるんですね。

今まで断熱等級7なんていう物は、
それを認める公的な物差しすら
ない中で、先進的な建築会社が
丁寧に丁寧に一棟ずつ作ってきた。

だから、気密や熱橋の勘所を
押さえた工事がなされてきたんです。

でも、とりあえず断熱材を
入れておけばいいんでしょ?的な
よく分かっていない人が
断熱等級7の家を手掛けると、
土台と基礎の間の熱橋を
潰さなかったり、
玄関土間をまるっと
断熱し忘れたまま施工したり
ユニットバスの下で気密が
全く無意味な事になってたり、
お前は素人かと言いたくなるような
施工不良による熱橋が家中に
存在する断熱等級7が出来上がる。

すると、今までの家よりは確かに
暖かいけど、まあこんなもんか。

って驚くような体験の無い
中途半端断熱等級7が出来上がる。

本日お客様が来られたのは朝10時。
パッシブハウスの気温は24.5℃。
当然無暖房の状態。

今日は朝から雨。お客様から
「この後どのくらい温度が下がるんですか?」
と聞かれましたので、是非お帰りの際
もう一度温度計を確認しましょうね。
と言いながらお話をしておりました。

で、お昼になりお客様が帰られる頃には
温度は25.7℃。わずかながらの日射と
ノートPCとモニター、数人の内部発熱で
来られた時よりも1℃、温度が上がった。

パッシブハウスってそういう家です。

今まで見てきた家と全然暖かさの次元が違う。

中途半端に断熱をやる会社が増えてきたので
余計に違いが際立つようになってきた。

それは弊社にとっては追い風ですが、
まともに断熱住宅を作る会社がいない
地域だと、その中途半端に寒い家が
断熱等級7なんだと思われてしまう事も。

それは数年前から危惧していた事ですが、
本当に避けたいと思います。

アメリカでカリフォルニアロールが、
日本の伝統的な寿司だと思われている
としたら日本人としては残念ですよね。

それと同じで、断熱等級7もどきが、
断熱等級7ってこんなもんなんだ。
という基準になってしまうのは本当に残念。

2月は全国で
パッシブハウスオープンウィークスが
開催されております。

折角なら、世界最高峰の断熱住宅と
快適性を体感してみてほしい。

日本の寿司を食わずして、
カリフォルニアロールが
寿司のスタンダード!
って言っている外国の方が
おられたら、いやいや、
食べてから物を言ってよ。

って思いますよね。
それと同じことです。

弊社もやります。https://docs.google.com/forms/d/1OyW0boEKobDBDQM1mHl4BTWrx6siylCnMzlNsuY64jo/edit

弊社のオープンウィークスは毎年恒例
パッシブハウスで夜の飲み会。

ホームページには出ていない、
メルマガとPHJのサイトからしか
得られない限定イベント。

当日は車でお越しいただいてもOK
ベッドは早い者勝ちで、
雑魚寝で泊ってもOK、

とてもラフなイベントになりますが
良ければパッシブハウスでの飲み会
参加してみませんか??

申し込まなかったけど行きたい
というのもOKです。

どうぞお気軽にお越しくださいませ
本当の断熱等級7を体感ください。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー