これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

【日刊】ZEHの是非

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日は上棟。
少し日が長くなってきたので
作業時間が取れてありがたい。

最近は冬の上棟の方が、
気温がいい感じで捗ります。

さて、本日はZEHの話。

工務店の中でも、ZEHを
やる人とやらない人に
別れてきております。https://www.s-housing.jp/archives/377042

一応、弊社は全棟ZEH。
太陽光の載らない新築は
しばらくやっておりません。

じゃあ、ZEHじゃない家は
ダメなのかというと、
私はそうは思いません。

むしろ断熱等級5程度で、
沢山太陽光を載せて取る
ZEHよりも断熱等級7だけど
太陽光は載せていない
という建物の方が、
100年単位で見ると
環境負荷は低いと思う。

思う、という言い方なのは
ちゃんと計算してないから。

太陽光の更新がきちんと
なされるかとか、
暖房をどの程度贅沢に
使うかによって、
結果は大きく変わりそう。

機会があれば色々と
シミュレーションを
してみたいと思います。

ZEHを取ることが目的になり、
断熱を薄くする建物が増えると
何が起きるかというと、
冬の発電量が足りなくなる。
kWhじゃなくて、kWが足りない。

冬季の負荷のピークは
明け方と日没後にやってきます。
この時間帯に発電所を動かさずに
抑えて行くためには断熱が重要。

夏は断熱薄めのZEHでもいいけど
冬の断熱薄めのZEHは宜しくない。

エネルギー需要は夏よりも
冬の方が大きいのですから、
創エネよりはやっぱり断熱。

太陽光発電は不安定だから
ダメだという声もありますが
そもそも天気や気温が不安定で
それに応じて私たちの需要も
変わるのですから、
一様に安定して出力が期待できる
発電があったってダメなんです。

私たちのエネルギー需要を
安定させる努力をしなきゃ。

昼間に電気を捨ててるけど
総量でプラマイゼロとみなせるから
ゼロエネルギーだなんていうのは
詭弁でしかありません。

ZEHにするに越したことは
ないんだけど、それが
本当に地球のためになるZEHか
そうじゃないZEHか、
よくよく見極めてもらいたい。

どうぞ、宜しくお願いします。

#エネルギー自立

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー