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【日刊】正体見たり枯れ尾花

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はショールームへ。
お昼過ぎに帰ってきて、
事務所にてお仕事。

少し息抜き的な感じの
日になったかもです。

夜からは消防団。
春の消防団は訓練が忙しい。
大会に向けての練習が続きます。

え、まだやってるの?
って声が聞こえてきそうですが、
はい、今年で13年目になります。

江戸の昔から、火消しは建築屋の
仕事になります。

祖父も父も消防団を経験。
火事場を知らずして、
火災に強い建物を意識した
設計なんて無理無理。

消防団に在籍していると、
家事に関する知見がどんどん
入ってきます。

あなたがもし、自分や家族が
火に焼かれて死ぬ目に遭いたくない
と考えるのであれば、火事が
身近にある設計者さんに家づくりを
相談した方が良いと思います。

出火させないことも大事ですし
火が出てしまっても人が死なない
家にしておくことも大事です。

ここまでが前段のお話。

今日の本題は、なぁんだ、
そういう事かという、
ちょっと拍子抜けしたお話。

こちらのメーカーで、
新商品の全館空調がhttps://news.panasonic.com/jp/press/jn250404-2

普及価格帯での発売、機械室不要
専用エアコンでサーモオフ抑止
などの売り文句が並びます。

まず、RAのダクトを潔くカット。
熱交換ユニットに5~600m3/h程度
エアコンのリターンと給排気のRAを
まとめて吸わせる感じの仕様のようです。

そして自慢の専用空調ユニット。
どんなものかと楽しみに見てみたら、https://news.panasonic.com/jp/press/jn241205-1

こちらが中に組み込まれていただけでした。
詐欺とかではありませんが、http://labaq.com/archives/51865026.html

こんな感じの記事を思い出します。
市販で買えるものをわざわざ
複雑な感じにして組み込んで、
付加価値を付けた風にして、
高額で売り出すのは如何なものか。

10月から発売とのことですが、

え?全館空調なのに空調ユニットは
外壁面に設置しないといけないんですか?
→そうです中身はただの壁掛けエアコン

この空調ユニットなんか煩いんですが、、
→そうですダブルファンですから仕様です。

熱交換換気ユニット、こんなに目立つ場所に
つけないとダメなんでしょうか?
→家中の空気がここに集まってきますので、、、

みたいな設計現場での、思ったのと違う
が今から想像できる感じですね。

そして、全館空調の記事を見るたび
思うのは、空調機器本体よりも
大事なダクト配管の事をどのメーカーも
何も触れていないことになります。

薪ストーブだって、ストーブ本体より
煙突工事のほうが大事なんです。

全館空調だって空調機器本体より
ダクト設計施工のほうが大事なんです。

そこに全く触れずに、空調機器本体を
論じたって何にもならない。

そこは本当に残念です。
喜び勇んで新商品に手を付けた
住まい手さんが20年後に感じる
がっかりがせめて小さくなるよう
設置当初からきちんと、
将来どうなるのかを伝えて
頂けることを願うばかり。

でも、誰もそんなことは
しないんだろうなと思います。

うーん、もやもやします。

#温熱は物理 #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー