凰建設の森です。
本日は、これから始まる
改修工事の着工前お祓い。
それはそれは立派なお屋敷を
大きく変える工事になります。
最近、リノベも息子さんから
勧められて断熱改修をという
ケースが増えてきております。
先日完了した工事も、
本日始まる工事もそのケース。
断熱住宅の良さを知っている
子供さんが、両親にも暖かく
涼しい環境で過ごしてほしいと願い
凰建設を勧めていただける。
ありがたいことですね。
期待に応えられるよう、
頑張ります。
さて、本日の話題は、改修工事の
ちょっとしたテクニックの話です。
断熱改修の場合、気密も当然セット。
やれるところは気密も行います。
しかし、改修工事の場合、断熱は
できるけど気密が完璧にできない
箇所も出てきます。具体的に言うと、
飛び出した玄関ホールや、床の間、
仏間の上あたり。
断熱は吹き込めるけど、気密が
それに伴って完璧にできない。
天井を解体すればできるのですが、
ものすごい高価な材料で天井が
作られていたりすると、
できればそのままでとなる。
実際にC値を測ってみると、
2.0cm2/m2程度になることも。
そんな時はどうするか?
すごく大胆に聞こえるかもですが、
そう言う場合は、給気口を設けず
第三種換気を回し続けて、
生活をしていただきます。
家の中を絶えず負圧にしておき、
特に冬季の湿気が外皮内に
新入するのを防ぐんですね。
これは北海道の先人達が、
断熱改修を繰り返す中で、
編み出したテクニックです。
Re:NE-STの教科書にも載ってます。
C値1.0にしておいても、
給気口から入ってくる空気の
割合は50%なんです。
αAが倍もあるなら、もう給気口が
なくても計画換気は働きます。
そして、どこから入ってくるのか
わからない状態ではなく、
なんとなく気密を取れなかった
ところは分かっていますので、
なんとなくコントロールができます。
このやり方を学んでからリノベは
非常に幅が増しました。
今まで諦めていた物件も、
諦めることなくやれるように。
設計者として施工者として、
こういう引き出しが増えることで、
より多くの建物を救えるようになる。
でも、まだまだ私も知らないことが
たくさんありますので、より良い
方法を模索し続けていけたらと思います。
日本中に、よいリノベが増えていくと
よいなと思います。
