凰建設の森です。
本日はほぼ移動日。
8時に高知を出て、
16時に岐阜に到着。
徳島で1回充電を挟みました。
合計1100kmのテスラとの旅は
2泊3日で充電は2回。
飛び石でガラスにヒビが入る
ハプニングもありましたが、
快適に旅路を終えられました。
電気自動車での初の遠出で、
バッテリーの持ちなどが
大丈夫か心配でしたが、
今後はちょっと自信を持って
遠出もやれそうです。
さて、本日の話題は、、
すみませんちょっと簡単に。
建築コストの上昇がじわりじわり。
という時代においては、やっぱり
コスパを追い求めたくなります。
色んな建築会社さんや、業界紙が
コスパの良い商品を開発したり
紹介したりという事をやっています。
勿論、コストダウンの努力は
しないよりはした方がいいです。
しかし、こと住宅業界においては、
コストダウンの努力なんかよりも
品質向上の努力の方が大事。
ビルなどを作っているゼネコンさんの
現場監督が住宅の仕事を見ると、
そのずさんな状況に開いた口が
ふさがらない。みたいな話は、
何十年も前からあります。
最低限の法律すら守らずに
施工が進んでいくという事も
そんなに珍しくはありません。
安全管理や品質管理は、
どこまで行っても属人的。
いい職人さんに出会う事が
何よりも大事という、
非常にギャンブル要素が強い
お買い物になってしまっている。
そんな状況の中でコスパを
追求していくと、また、
超えてはいけない一線を
超えたコストダウンが
出てきてしまいます。
私が住宅業界に入った際、
コンクリートを打つ前の嵩増しで
金属や石材のゴミを入れる
という事が行われていました。
そんなもんか、、って、
20歳の私は思ったものですが、
社内の設計士さんがその現場を見て
家を買う際に自社には依頼せず、
建売を購入しておられました。
ああ、自社の施工が
信じられなかったんだな、
あれは普通の事じゃなかったんだなと
思ったものでした。
一事が万事、コストを削減するなら
ここまでは手を抜いても大丈夫。
っていう思考に染まってしまうと、
際限なく悪いことは思い浮かびます。
おそらくあなたの業界でも、
手抜きをしようと思えば、
どれだけでも手を抜けるはず。
コストダウンを突き詰めていくと、
手抜きとの境界線に近づくんです。
断熱を適当に入れたとしても、
規定量使っていればそれは
きちんと高断熱の家という認定。
図面上で耐震等級3であれば、
ボルトの入れ忘れが合っても
それは耐震等級3の家。
だから、インスペクションをやると
指摘がどっさり出てくるんですね。
コスパを求めることは良い事ですが、
素人ではどこまでが妥当な所なのか
分からない。
本当に困ったものです。
まずはまっとうな仕事をしたうえで
コストダウンを考えていくのが
正しい順番です。
そういう順番で仕事をしてくれる
住宅会社が増えていく事を
願うばかりです。
