これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

【日刊】国産無垢材を使えばいいじゃない。

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は新築の打ち合わせ。
お昼からは現場に行くのと
不動産屋さんと打ち合わせと
職人さんとの打ち合わせ。

現場に行く道すがら、
山々の新緑が元気に
芽吹いているのを見ると
春の自然の力強さを
感じますね。

現場は材料が滞りがちで
少し遅れていますとの事でしたが
止まるところまでは行っておらず、
何とか踏ん張っている感じです。

早く解決になってほしいものですね。

さて、本日の話題は、無垢材を使おう
という話になります。

何度か同じテーマで発信をしていますが、
これだけナフサ不足が顕著になり、
接着剤を使う集成材やベニヤの先行きが
不透明になってきますと、無垢材を使って
家を建てることの意義が増してきます。

大規模な建築物であれば、
CLTなどのエンジニアリングウッドを
使っての木造建築物というのは、
鉄骨や鉄筋コンクリートよりも
脱ナフサになりますので、
有利だと思いますが、住宅規模の
建物であれば、木材を接着剤で
固めなおした素材など使わずとも、
家を建てることは可能になります。

じゃあ、そうすればいいじゃない
と思われるかもしれませんが、
それが設計できる人が少ないんですね。

この間取りであれば無垢材を使った
家づくりが可能だと、間取りを描きながら
分かる建築士さんはごくわずかです。

ましてや営業さんや素人さんでは、
そんなことはちんぷんかんぷん。

国産材利用、無垢材利用が叫ばれても
一向に進まないのは、現場の設計士が
理解不足だという事が一つ。

もう一つは顧客にも原因があります。

住宅規模でも大空間を謳う工法が
巷にあふれてきておりますので、
殆どのお施主様は「広いリビング」
を求められます。

SNSなどを見ても大空間の
建物ばかりが目立ちますから、
あえて細かく仕切った家にしたいという
人は少数派なんですね。

大きな空間がほしい=集成材を使いたい
みたいな感じになりますので、
無垢材を使うと、雑誌に載っているような
大空間は作りにくくなっていきますと
説明をしたならば、あっさりと、
じゃ、集成材でいいです。
って仰る方が殆どですよね。

昔の家みたいに8畳ないし6畳の
空間を組み合わせて家を作っていき、
上に載せる階も同じようにすれば
大きな材を使わずに済みます。

間取りの方程式で有名な飯塚さんなどは
4.5畳のモジュールを組み合わせて
家を作っていったりしますので、
非常にスマートな構造の家になり易い。

力技で大きな梁を使うよりも家の中に
立つ柱の本数は増えますが、それを
設計の力で目立たなくさせたりするのも
また妙技だなと感じます。

脱炭素も脱石油も脱ナフサも、
根元は全部一緒です。
のど元過ぎれば元通り、じゃなくて
今後も継続的に石油に頼らない
社会構造を作っていかねばならない。

そういう準備ができている会社は
生き残るしできていない会社は、
退場していく事になります。

あなたの依頼先、そういう準備は
できていそうでしょうか?

ぜひ、気にして確認をしてもらえると
良いかなと思います。

#本質的な家づくり

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー