2024.06.15
屋根断熱をする際に、ダンボール製の通気部材にアイシネンを吹き付けするのは通気層の確保に問題ないでしょうか? また、基礎内断熱の断熱材として基礎部分に直接アイシネンを吹き付けるのは長期的な性能維持も含めて問題ないでしょうか?
屋根に関してはよく行われるやり方です。
施工する職人さんの匙加減で段ボールが通気層側にどれだけ膨らむかが決まりますので、これは職人さんによるというのが答えになります。
基礎についてですが、こちらもよく見かける気がしますが、形状が単純である基礎は、ボード状の断熱材を施工した方が厚みの確保や断熱材の質の確保もしやすいと思いますので、わざわざ現場吹付を行わない方が良いのではと思ってしまいます。
長期的な性能も問題かもしれませんが、基礎の場合は防湿フィルムの施工がなされない例が殆どですので、湿気の出入りは有ります。