凰建設の森です。
今日は祝日だったのですね。
休みを意識することがあまりない
生活ですので、なんだか
休みだと聞いて拍子抜けしました。
新しくお越しいただいたお客様に
内装の割れの少ない家にしたい
という相談を頂きました。
クロスや珪藻土、漆喰にひびが入る。
これ、下地が動くから入るのですが、
なぜ下地が動くのかといいますと、
そもそも構造が動いている可能性が。
構造が動く原因としては2つ。
一つは地震ですね。分かりやすい。
もう一つは温度による膨張です。
体育館の屋根って、暑くなったり
寒くなったりすると、パキパキと
音が鳴りますよね。
あれ、建材が収縮しているから
音が出ているんですね。
例えば鉄やコンクリート
10℃の温度差があれば
10mあたり1cm程度伸びます。
夏と冬だと
基礎の長辺方向の大きさは
1~2cm程度違うんです。
ただし、それを測るメジャーも
同じように伸びたりするので、
その違いが分かるという事も
殆ど無いのですが。
で、内装のひび割れになりますが、
主には木材の収縮が原因です。
木材の幅方向の熱膨張係数は
鉄やコンクリートの4~6倍です。
梁成30cmの木材があったとします。
温度が20℃違えば、その木材は、
幅方向に2~3mm伸び縮みします。
夏に施工した梁が、冬に3mmも
縮むんですね。
そりゃあ、クロスがつぶれて、
皺が寄ります。こんな感じに。
↓ ↓
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そのほかにも木材に最初から
入っている水分の量が多いと、
少し収縮量も増えますので、
より一層しわが出たりします。
という事で、住宅の内装に
皺がよったりヒビが入ったりを
無くすためには、木材の
温度変化を抑えるというのが
一つの解決策です。
木材の温度変化を抑えるためには
木材の構造を外側からくるっと
包む、外断熱が効果的です。
30mm程度のボード系断熱材を
外断熱に当てる事により、
木材が晒される温度変化が
半分になります。
無い場合だと年間で20℃の温度変化。
ある場合だと、年間で10℃の変化。
木材の収縮量で言うと、
3mmのヒビが、1.5mmになります。
外断熱が60mmになると、
温度変化は6℃程度になりますので、
3mmのヒビが、1mm程度に。
という事で、クロスのヒビ対策には
付加断熱もやりましょうというのが
解決策になります。
勿論、細かい地震で出来るヒビを
無くすためには、耐震等級3などの
固い構造にしていく事が大事です。
あと、最初から乾いた材料を
使う事もとても大事になります。
内装のヒビは、なかなかに厄介ですが
きちんと施工をすることで、
それをとても少なくすることは可能。
予算が無いから付加断熱はしない。
という方も多いですが、
内装のひび割れをちょこちょこ直して
いると、付加断熱を施工する分くらい
あっという間に掛かってしまいます。
まずは30mmの厚さから。
やってみる事を強くお勧めいたします。
