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パッシブハウスの認定申請、する?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

まず報告です。
無事、仲直りしました。

え?何の事?と思ったら、
昨日のメルマガを。

あと、
私的な報告になりますが、
有益だと思いますので、
ちょっとだけシェアします。

10年目の結婚記念日に2つの
お店を利用致しました。

一つは名鉄岐阜駅北側にある
隠れ家フレンチレストラン
↓     ↓
%url1%{https://tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21011787/}

岐阜のフレンチだと、
駅ビルの最上階とかが
有名ですが、

私は断然こちらがお勧め。
元々、席数の少ないお店ですが
今なら一日一組貸し切り限定。

T/Oも対応していただけるので
昨日はお持ち帰りでの利用です。

一つ一つの料理がものすごく
手間をかけて作られている感じで
本当に美味しかったです。

おススメのワインも教えてもらい
夫婦でガバガバ飲みました。
もうすぐ販売許可も取るみたいです。

おかげで今日はちょっと二日酔い。

もう一つはお花屋さん。
こちらは自宅から歩いて行ける距離。
店舗を持たないスタイルのお店。
↓     ↓
%url2%{https://www.instagram.com/kabou_mosuke/}

書いてある住所は「自宅」です。
店舗という固定費が無い為、
払ったお金をお花に掛けて頂ける
割合が高いです。
昨日はこんな感じのを
作ってもらいました。
↓     ↓
%url3%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2020/05/S__24174609.jpg}

どちらのお店も知る人ぞ知る
という感じのお店です。

岐阜にお住いの方であれば、
ここぞという時に知っておいて
損はないと思います。

なんだかアフィリエイトブログ
みたいな内容になってしまいました。

今日はここからが本題です。
ドイツパッシブハウス協会が
発行するパッシブハウス認定という
住宅の基準があります。

住宅の中では世界一取得が難しい
認定となります。

モンドセレクションとか
猫も杓子も金賞じゃないですか。

ベルギーとドイツの違いでしょうか。
ドイツ人は、そんなお飾りの様な
認定制度は作りません。
かなりガチンコです。

日本にパッシブハウスが伝わって
10年くらい経ちますが、未だ
認定に合格できた建物は全国で
20棟程度になります。

認定費用が高いなどもありますが、
基本的にはパッシブハウスレベルの
設計が出来ない、分からない
というのがパッシブハウスが
普及しない原因になります。

東海地方を見渡してみても、
パッシブハウスの認定実績が
あるのは、弊社と
恵那の金子建築工業さん、
豊田の鎌倉寿建築設計事務所さん
の3社だけです。

東海地方の恵まれた環境でも、
3人しか設計出来た人がいない。

それが、パッシブハウス。

パッシブハウスの認定申請が
出来る出来ないという違いは
何から来るのかというと、
日本ではまだ制度化されていない
熱の移動について、きちんと
計算をしなければならない。
という事ですね。

線形熱橋係数ψinstall

聞いた事ない人が殆どだと思います。

日本のルールでは、壁の端部や
窓の施工はどんな取り付け方を
してもUA値は変わりません。

しかし、窓はその取り付く位置で
熱の流れ方が1割程度変わってきます。

日本だと大学の教科書レベルの
計算ですが、ドイツではそれが
当たり前。

そのあたりの事が理解できずに、
日本の設計士さんの殆どは、
パッシブハウス認定の前に撃沈。

パッシブハウスの認定が取れたと
いう事は、そういう細部の計画が
出来ている設計だという事です。

細かい熱の移動について配慮の
されていない日本の建材を使い
パッシブハウスを取ることは
けっこう大変な事です。

気密断熱部材は舶来品が多いです。
現場で作る大工さん達も、
慣れていない施工が多いので
最初の一棟目はみんな嫌がるし
頑張った結果、認定落ちましたとか
全然あり得る話です。

それでも認定にチャレンジすると
熱物理的に正しい断熱の仕方を
学ぶ事にもなりますし
会社の技術力は飛躍的に上がります。

そこまでの性能は要らないよねー
とよく言われますが、
一度、パッシブハウスの暮らしを
体験してみれば分かります。
如何に高断熱な家の環境が穏やかで
今までの暮らしが苛烈だったかが。

で、認定申請の話ですが、
基本的にパッシブハウスの認定を
取れたからと言って、日本の
法制度で何か特典があるわけでは
ありません。

この10年の間に10,000,000戸程度
住宅が供給されてきましたが、
そのうちの20戸の一つにカウント
される。つまり50万戸に1戸しかない
すごい住宅だというラベルがもらえる。

それがパッシブハウスになります。

よく、パッシブハウスレベルの断熱
とかいう広告も見ますが、
日本全国に居る、10数名の
実績のある設計士さん以外が言う
パッシブハウスレベルは全部
怪しいと思っていいと思います。

認定申請をするかしないかは、
今の所お施主様に委ねています。

だって、お金がかかりますから。

だけど、認定をすると、日本では
評価の対象外である熱計算まで、
きっちりとやったという証拠に。

さて、パッシブ認定、どうしましょう。

悩みますよね。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー