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家の原価を暴露

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

今日から凰建設はお盆明け。
早速打ち合わせにご来社。
ありがとうございます。

お話の中で、家の原価って
いくらなのという質問が。

経営者様らしい質問です。
うっかり口を滑らせて、、
というわけでもなく、普通に
お答えしましたので、折角だから
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さて、家の原価、
本当の値段とはなんぞや?

例えば車。ディーラーに行って
払うお金は300万円だったとしても
車の工場で作られる時の原価は
200万円だったりします。

洋服ですと、1万円の服の原価は
1000円くらいです。

薬なんかは1000円の薬が
20円くらいで出来てます。

ソフトウェア開発なんかは、
人件費100%で原価は0円。
強いて言えばCD代とか箱代が原価。

世の中の商品というのは、
必ず利益が乗っかって売られます。

家にも当然利益があります。

さて、家の利益と原価の割合。
ご存知でしょうか。

先に結論から言いますと、
利益は15%~40%くらいです。

予想通りでしたか?
違いましたか?

さて、問題はこの幅の大きさ。
4000万円の家の原価が
2400万円の場合もあれば
3400万円の場合もあると。

そりゃあ、原価の割合が
高い家に住みたいですよね。

何が違うかというと、
宣伝広告費や人件費に
どれくらいお金を割いているか。

車のCMで例えると
↓     ↓
%url1%{https://youtu.be/8X2WLGS_2pU}

オールスタジオ撮影w

そしてこちら
↓     ↓
%url2%{https://youtu.be/R1-5im4rt_U}

何か所くらいにロケに行ってるのか、、

お金のかかり方が全く違うのが
分かるかと思います。

住宅でも同じです。
社長が一人だけでやっていて
宣伝広告もしない会社は
15%の利益でも大丈夫。

だけど、会社が大きくなればなるほど
CMや展示場出展料や人件費がかかり
利益率は40%に近くないとダメに、、

例えば積水ハウスさんの2019決算
↓     ↓
%url3%{https://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/highlight/}

売り上げに対しての売上総利益が
利益率になります。その逆数が
原価率です。

原価率80%です。
あれ?60%じゃない。

いえいえ、この80%の原価のうち、
下請けさんがまた20%の利益を
貰います。積和建設○○とか。

まともに利益を残してしまうと、
沢山の税金を払わないといけないので
そこは子会社やグループ会社を
沢山作って税金対策です。

積和建設中部の決算
↓     ↓
%url4%{https://sekiwakensetsu.com/assets/file/company/chubu/chubu_kessan-2020.pdf}

損益計算書が無いので、
利益率は分かりにくいです、、

そしてそこから発注を受けた
地元の建築会社が、いよいよ
積水ハウスの建物を作る。

当然その建築会社も15%くらいは
利益を残さないと食べていけない。

そうなると、
80%×80%×85%=54%です。
だいたい、そんな感じで下請け構造が
続いていくわけですね。

という事は、積水ハウスさんで
4000万円の家を建てた場合の原価は
4000万円×54%=2160万円。

地元の建築会社で3000万円の
建物を建てた場合の原価は
3000万円×80%=2400万円。

あれ、積水ハウスよりも、原材料は
いいものを使ってる??

まあ、大きな会社の方が仕入れは
安いので、それを考慮しても、
同じ素材で作ったものが
1000万円ちがう価格で売られて
いるわけですね。

会社の経営方針はそれぞれで
私がとやかく言う物ではありません
しかし、、、営業にかけるお金って
私は勿体ないとしか思えません。

昨年、出張用のリュックを
買ったんです。最初はブランドの
物を見ていたんですけども、
最終的にはノーブランドで
機能性100%重視の物にしました。
↓     ↓
%url5%{http://www.ohtori.net/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202019-06-19%2016.12.10-down.png}

下のやつです。

営業や広告、宣伝にお金を使っている
会社さんの方がブランドがあって
いいという方も
いらっしゃるかもしれませんし、
それはどちらでもいいと思います。

でも、やっぱりもったいないと
思いません?

去年の決算を基に話をしましたが、
今年はコロナのおかげでハウスメーカー
各社は散々な結果に。

今年の決算は随分違った
数字になるような気がします。

#流行より普遍性 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー