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日射遮蔽は何でやるべき?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は、上棟です。
と言っても自社のものではなく
他の会社さんの上棟。

高気密高断熱のモデルハウスを
建てたいとご相談をいただき
断熱・設備設計と施工について
アドバイスをしております。

ということで県を跨いでの移動。

奥さんからは新幹線の中は
気をつけるんだよと言われましたが
絶対に在来線の方が密だし危険。

新幹線なんてガラガラです。

でも、コロナの影響で、
消費行動がパラダイムシフト
した感がすごいですね。

片やデリバリー系や
インドア商品を扱う
企業が過去最高益。

インドア系商品を包括する
ハードウエアたる住宅は
コロナの恩恵を受ける側の業種。

この業界に生きる者として
社会に対して何ができるのか
良く考えないといけませんね。

さて、本日の話は日射遮蔽。

日射遮蔽の方法って、
夏冬を効果的に考えるのであれば

・シャッター
・外付けスクリーン
・外付けブラインド
・庇(南面限定)

のどれかになる確率が8割くらい。
あとは、ノーガード戦法?

そして、この中でどれを選ぶべきか。
悩みますよね。

外付けブラインドはかっこいいし
自由度が高いんだけど、
価格も高い。

庇は手間要らずで良いんだけど、
中間期にもどかしいこともある。

4月20日の太陽の動きと
8月20日の太陽の動きは
ほぼ同じです(夏至+ー2ヶ月)

4月20日は日射が入ってもいいけど
8月20日は日射を入れたくない。

固定庇の限界です。

外付けスクリーンは比較的安価だし
遮蔽率は最も高いのでありがたい。

だけど2階に取り付けると
操作が怖いし外開き系の窓とは
相性が良くない。

シャッターは防火性や耐風性の
向上も一緒にできるけど、
閉めたら真っ暗。

ということで、全部一長一短。

最終的には住まい手が望む
生活のあり方に最も適したものを
ヒアリング時に決めるというのが
今の所の落とし所です。

まずはブラインドやスクリーンの
こまめな上げ下げが面倒かどうか。
これは大きいです。

夏は下ろしっぱなし冬は開けっ放し
で良いのですが、中間期こそ
上手に上げ下げすると、
冷房暖房を使わなくても済む期間が
延びていきますのでエコです。

手間を掛ければ100点の
日照コントロールが可能。

そういうことが煩わしいのであれば
庇や袖壁といった建築の工夫で
手間要らずの80点を目指します。

大事なのは、この作戦決定を
図面を書く前にしておくこと。

やっぱりヒアリングが大事。

設計者としておすすめしたいのは
スクリーン系のものにしておき
小まめな上げ下ろしをする事。

しかし、人間は面倒くさがり屋。

エアコンつければいいやん。
って思ってしまったら、
上げ下ろしはしなくなります。

私自身もどちらかといえば
後者の人間ですのでその気持ちは
良くわかるんです。

そうなると、手間なし80点の
庇の方が省エネになります。

これは悩ましいです。

さて、あなたは本当に毎日
外付け部材の上げ下ろしを
できる人でしょうか。

よくご家族で話し合ってみて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー