これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

狭さの限界はどこか

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

奥さんの実家生活2日目。
変わらずのんびりしてます。

子供たちはswitchやYouTube。

たまに公園に行ったり。
家族で引きこもり生活です。

奥さんの実家は色々含め
約23.5坪の家です。

そこに、大人5人
子供4人がいる状態。
一時的とは言え、きゅんきゅん。

しかも、そのうちの14畳程度の
空間にほぼ全員がいつもいる状態。

家づくりをする人の一般論で言えば
狭さの限界を超えています。

残念ながらこの家は、
いつも私が作っているような
高性能な家ではありませんので、
隙間風もあるし、夏は暑いし
冬は寒いし油断すると結露するし
南に広がる大きな畑のおかげで、
天気の良い日に窓開け換気をすると
土埃がたくさん入ってきます。

今、このメルマガを書いている
iPadの画面もいつもよりも
埃っぽいです。

メルマガを書く場所を確保するのも
なかなか大変です。

子供たちの勉強と変わりばんこ。

そんな狭い環境ではありますが、
ストレスで耐えきれないかというと
別にそんなことはありません。

このお家に来たらこういう生活。
それが子どもたちも当たり前。

その家で過ごす人がそれで
OKと思えばいいかなと。

6年ほど前に新築を建てさせて
頂いたお客様。

建て替える前の生活は、
今の私たちと同じような感じ。

むしろ、子供たちが大きい分
プライバシーに関しては、
私たちよりも厳しい環境だったはず。

男児女児混合のきょうだいが
思春期まで一緒の空間にいる事を
凄く警戒する人もいます。

個室を分けないと、、、
洗面と脱衣を分けないと、、、
などなど。

だけど、これに関しては本当に疑問。
学力云々はさておき、
子供たちの情緒の安定という
点においては、プライバシーが
あまりないところで過ごした
人の方が凄く安定している。

先程ご紹介したお客様の
3人の子供たちも、凄く情緒が
安定しておられました。

そして社交性がすごいんですね。

ああ、この子達は社会に出ても
食うに困らないだろうなって、
素直に思える子達でした。

そしてみんな社会人になった今、
ああ、やっぱりその通りだったなと
お施主様の話を通して納得しております。

家は広いに越したことはありません。

ただし、家が広ければ広いほど、
家族の物理的な距離が空けば開くほど
心の距離も一緒に遠ざかります。

果たして自分の子供たちとの触れ合い方は
新しく建てる家において、物理的な距離を
問題ないものに出来得るのか。

本当によく考えた方がいいです。

色々書きましたが、基本的に
住空間において、狭さの限界というものは
絶対的にはありません。

三畳一間の小さな下宿で
二人が肩を寄せ合って暮らすことは
可能なんです。

だけど、みんなが豊かになり、
広い空間で当たり前に過ごすようになり、
「相対的に」狭さの限界というのが
決まるようになってきました。

3人家族だったら20坪は欲しいとか、
いろんな指標も生まれてきました。

今後、この指標がもっと大きくなるのか
それは分かりません。

だけど、広さに関しては、
多分あなたが思うより狭くても
なんとかなることが多い気がします。

6畳間に6人寝ながら、
ああ、なんとかなるもんだなと
思いながら書いてます。

#家族の距離感 #温熱は物理 #快適は設計でつくる

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー