凰建設の森です。
本日の話題は、外野の声の聴き方。
結婚をするとか、
土地を買うとか家を建てるとか
人生の大きな転機を迎える際、
色々とアドバイスをしてくれる
外野の方っていらっしゃいます。
会社の上司であったり、
親戚の方であったり、
友人であったり。
本当に為になるアドバイスもあれば
対応に困るアドバイスもあります。
例えば結婚。
付き合っている人と結婚を
しようと思った時に、
親戚のおじさんに報告に行ったら、
「おう、その人の身辺調査しといたぞ。
あれはダメだわ、浪費家だぞ。」
って言われたみたいな事、稀にあります。
昔の話かと思いきや最近の話。
探偵業の登録事業者数は
不景気なのに少しずつ増えてます。
世知辛い世の中ですね。
家づくりにおいても、
契約の直前になって、信頼する人に
相談に行ったら、やめとけと言われた。
みたいなことはよくあります。
それで本当に結婚をやめる人とか
家を建てるのをやめる人はいます。
こういうパターンに陥る人は、
残念ながら物事の進め方が
あまり上手とは言えません。
仕事でも同じだと思います。
納期直前、完成直前になって、
人にアドバイスを受けたとしても、
もう直す時間なんてないんです。
やり直す=プロジェクト崩壊
大事なことであればあるほど、
方向性を決める時など、
根本的な所で相談をすべき。
どうせいずれアドバイスを受けるなら、
最初に相談をしておくべきなんです。
仮に、あなたの選択が間違っていたなら
「なんでもっと早く相談しなかった」
と、相手の時間も手間も奪う羽目に。
家づくりや結婚は自分だけの
物ではありません。
家族や親戚を巻き込んだ大きな事業。
いろんなところに相談するでしょう。
全員が諸手を上げて賛成という事は
端から起こりにくいです。
だから事前の根回しがてら相談。
昨日結婚記念日を迎えた私の話ですが
親に対して、この子と結婚するわと
伝えたのは24歳の時。
実際に結婚したのは28歳の時。
4年あれば、周りに対して、
コンセンサスを得られる時間は
十分にあります。
一人だけ、取引先の建材メーカーの
人が最後まで反対でした。
理由は、工務店の跡継ぎは地元の
子と結婚すべき。そのつながりから
仕事が増えるから。
会社の事を考えてくれるありがたい
アドバイスではありましたが、
聞き入れることなくそのまま結婚。
でも手前味噌ではありますが、
私の結婚は大成功だったと、
今振り返っても強く思います。
家づくりにおいて、外野と言えるのは
親、上司、親戚、家相の先生、友人、
そのほかいろんな人がいるかと。
相談をすべき人には、
真っ先に相談しなきゃダメ。
それが鉄則です。
相談の結果、自分の考えに対して
否定的な意見があったとします。
というか、家づくりの相談は、
殆どのパターンで否定的な意見を
いただくことが多いです。
なぜなら、失敗しないから。
相談した人が何かアドバイスを
した場合、そのアドバイスには
責任が発生します。
後々、失敗したなと思った時、
人間は必ず誰かのせいにする
という気持ちが芽生えます。
「あなたのアドバイスのせいで
失敗したじゃないか。」
なんて言われたら相談を
受けた側もたまったものじゃない。
だから、一番失敗しない方法
「やめとけ」を言いがち。
やめとけの理由が納得のいく
物であれば、聞いてもいいかと
思います。しかし、
納得がいかないのであれば、
そのアドバイスは聞く必要は
ありません。
縁故関係が売り上げの大方を
占める工務店経営は健全か?
という思いもあり、私は
件のアドバイスを無視しました。
昨日のメルマガの内容にも
通じるところがあるのですが、
最終的には自分の判断。
外野の意見によって、
土壇場で判断が
変わるようであれば
それは自分の勉強不足。
自分の意見が変わるくらいの
新たなやり方とその根拠が、
提示されたという事ですから。
その場合は、全部やめる。
知識も経験も、自分には
まだまだ足りない部分がある。
そう認識して一から勉強しなおす。
もう、これ以上どんな情報が
自分に降りかかってきても、
自分の意志は揺るがないぞ。
と思える前に家を建てるから
みんな建築会社との契約を
破棄したりすることになります。
結婚でも同じです。
結婚の方がもっとシビア。
建築会社は一点物では
ありませんが、結婚相手は
その人以外にはいません。
初めて付き合った人が運命の人
みたいな人がないわけでは
ありませんが、そんなの少数派。
沢山の人と付き合わないと、
自分の人を見る目の
レンジは広がりません。
自分の人生において、この先
これ以上に素敵な人が現れても
絶対後悔しない。そうやって
自分が心の底から思えないと
その結婚生活は破綻しがち。
話が横に逸れました。
相談をすることも大事ですが
自分が納得するまで勉強を
することの方がもっと大事。
そのうえで、相談をするなら
早めの相談。
昨日は相談をされる側的な話
今日は相談をしてる側的な話
でも、言いたいことは結局
同じでして、「勉強しよう」
になります。
住まい手こそ、たくさん
知識をつけてほしい。
住宅業界の底上げにもなるし、
今後その人に相談する人も
良い家づくりができる
可能性が高まります。
外野の声とうまく付き合って
みんなにお祝いされる、
いい家を建ててくださいませ。
