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それが効くかどうかはちゃんと計算

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日の話題は質問箱から。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/ae52df0c-9916-4181-9272-c855dc3b39aa}

まずい、溜まりすぎてる。
50件ほど溜まってます。

ごめんなさい、少々お待ちを。

さて、質問の内容。
室内循環用のファンについて。

最近エアコン1台で全館空調の
流行と共に、室内循環用の
ファンの需要も高まってます。

勿論弊社でも、
室内循環用のファンを
お勧めすることはあります。

難しいのがその効果。

というのも、思ったよりも
効かない例が殆どだからです。

よくあるのが、小屋裏の空調室
から各部屋に送る循環ファン。

書斎の室内が26℃65%だとします。
空調室の室内が23℃70%で、
100m3/hの空気を書斎に送ると
約220Wの冷却をし続けるのと
同じことになります。

夏の人間が1人100W。
書斎のパソコンとモニターが100W
照明器具が20W。

内部発熱とエアパスファンによる
冷熱給気がこれで同じくらいです。

外皮から20W、窓から50W程度、
熱供給があったりすると、オーバー。

その際は書斎の中は28℃58%で
安定する計算になります。

計算の過程はすっ飛ばして、
答えだけ書きましたので、
よくわからないかもしれませんが、
何が言いたいかというと、
ちゃんと計算ができるという事です。

隣の部屋の温度湿度、
自分の部屋の温度湿度、
エアパスファンからの空気量
自分の部屋の内部発熱、
自分の部屋の外皮からの熱損失
自分の部屋の日射取得熱。

計算に必要な要素は
だいたいそんなところです。

そして、こういう場合に、
よくあるのが、循環ファンの
風量不足になります。

さっきの計算で、風量を変えて
26℃65%を維持するのであれば、
100m3/hではなく133m3/hなら
辻褄が合います。

一人で使う書斎ではなく、
家族4人が寝る寝室だったり、
書斎においてあるのが、
タワー型のデスクトップだったり、
条件が変われば結果も変わる。

で、良く冷やそうと思って
風量を上げると、うるさい。

隣の部屋の温度湿度を下げれば
いい感じの環境になるけど、
隣の部屋はすごく寒い。

本当によくある話です。

だから、ちゃんと計算。
設計士さんに、聞いてください。

こういう質問を投げかける
お施主さんが多くなればなるほど、
業界の設計士さんのレベルが
上がっていきますから。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー