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R4年はこんな支援制度が。

長く住める家

凰建設の森です。

本日はほぼ一日ZOOM作業。
そして明日締め切りの、
執筆作業が終わらず、今夜は
長い夜になりそうな予感。

多分どんな業界でも、
似たような事があるかと思いますが
例年3月は住宅業界にとっては、
次年度の情報収集月間になります。

国交省さんが、様々な資料を
HPで公開してくれるから。

今年は少しペースが遅めか??
と思ってましたが、よく考えたら
コロナ以降は結構バラバラ。

一番楽しみにしているのが、
業界動向調査なのですが、
昨日、第一弾の資料が出ました。

令和4年度の政策における、
良質な住宅・建築物の取得や改修に
関する支援制度の取りまとめです。
↓     ↓
%url1%{https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000187.html}

動画にしてくれています。
住まい手の皆さんにとっては、

2.住宅取得に係る税制等の支援策

の所が一番興味深いかと。
減税や補助金の所なので。

しかし、それ以外の所もすごく重要。
この10年くらい、国交省としては、
ずっと力を入れてきた、良質な
住宅ストックとその循環システムの
構築についてなどは、最も多くの
時間を割いて説明しています。

このメルマガで何度も何度も
話題にしておりますが、
今の日本の住宅政策は、大失敗。
戦後の住宅不足解消のための仕組みが
完全に逆に働いている状況です。

その昔、シカが乱獲で減ったので、
保護をした結果、今度は増えすぎて
今現在はまた問題が起きてきている。

みたいな事もあるように、政策の
さじ加減というのは難しいものです。

アクセル全開の住宅量産政策を
緩めるタイミングを完全に間違え、
増えすぎた家と空き家問題が
日本中に蔓延してしまっています。

で、遅まきながら、やっていこう
というのが今現在です。

しかし、日本国民の殆どは、
国がそういう風に動いていることを
知らないし、知っていても
信じていません。

どうせこれから建てる家は、
自分の世代で終わり。

世代を超えて自分の家が、
資産として受け継がれていく
という意識で家を建てる人は稀。

将来的に、本当にそうなるかは
誰にも分かりませんが、少なくとも
国はそういう社会になるように
完全に舵を切っているんです。

今現在、建っている家は仕方ない。
昭和の時代の建物は諦める。
勿論、優良な建物であれば
直して使ってほしい。

平成の時代の建物は、なんとか
リフォームをして優良ストックに。

しかしですね、基本的に
性能向上リフォームって、
新築そっくりさんみたいなもの。

こんなにかかるなら、
建て直しても変わらないのでは?
と思ってしまうような金額。

日本の新築は粗悪で安いから。

リフォームなら、優良ストック化が
出来たのに建て替えてしまうと、
また賞味期限の短い粗悪品が
生まれてきてしまう。

最初にまともな物さえ作ってれば
後でこんなにお金がかかることは
無かったはずなのに、、、

今後の政策はそのジレンマとの戦い。

平成期の建物の優良ストック化と
粗悪な新築を建てさせない事。
これがどこまで進められるか。

高性能な住宅を沢山建てて
住宅性能地図を塗り替えていく
という考え方もありますが、
ごめんなさい、その考え方は
20年以上遅い。

次世代省エネ基準や品確法で
塗り替えが出来てればよかった。

この30年の間に建った3000万戸の
中途半端な住宅群をなんとか
永く使えるようにテコ入れする。
出来るだけ建て替えさせない。

それを進めなければ何ともならない。

国の方向性にとって、最も
邪魔なのは、これから新築される
粗悪な住宅になります。

先人が食べ残したものを、
何とかまた食べられるようにと
暖めなおしている横で、
既に腐りかけみたいな
粗悪な料理を作って
中途半端に食べ残して行かれる。

そういう家づくりは、世の中で
まだまだ沢山あります。

最高品質の物を建てろとは
言いません。

しかし、せめて後の世代に
迷惑の掛からない建物を
残してくれると嬉しい。

後の世代というのは、
自分たちの子どものような
直接的な後の世代はもちろん、
顔も知らないような、
まだ生まれてもいないような
遠い間接的な後の世代も含む。

後の世代に迷惑にならない
建物の指針はさっきのリンク先に
書いてありますので。

良質な住宅を作るか問題は
非常に難しい問題です。

今現在、良質な物を作っても、
将来の価値はありません。

しかし、今後は資産価値を
認めて行こうという取り組み。

今現在の商習慣を信じるか、
国の方向性を信じるか。

そして何より、家の品質を
自分に関係する社会問題として
受け止めているかどうか。

より良い未来を遺そうと
思うかどうかの話です。

気づいた人から、余裕のある人から
賛同していただけると
嬉しいなと思います。

#長寿命住宅 #住み継がれる家 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー