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注文住宅時代は続くか

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日から弊社は新しい期。
心機一転頑張ってまいります。

6月に沢山控えている、
講演講座の資料作成が
バタバタです。

さて、本日の話題は
業界動向についてです。

昨日国交省から発表された
4月の住宅着工戸数
↓     ↓
file:///C:/Users/kotti/Dropbox/My%20PC%20(DESKTOP-B9VP044)/Downloads/kencha404.pdf

持ち家がガクガクと
数を減らして行ってるのに
対して分譲住宅が伸びてます。

昨年までは、注文と分譲を
比べたら、注文の方が多かった。

しかし、今年に入ってからは
分譲住宅の方が多い。

日本の現代住宅史上、初の
逆転現象が起きています。

コロナの影響でまともに
打合せも出来ないし、
ウッドショックで値上がりするし
早く買ってしまった方が得。

そんな感じでしょうか。

2020年、コロナの影響で
持ち家は大きく数字を落とした。
2021年、反動で大きく回復。
そして2022年、再度
数字が大きく落ちております。

また、着工する家が、
全体的に小さくなっている。

これはここ数年の流れですが
まだまだ進行中のようです。

注文住宅は、より高嶺の花になり
分譲住宅はより小さく、
そして苛烈なコストダウンが
進んでいきます。

法律の改定により住宅の
基本性能は底上げが
図られておりますが、
抜け道はまだまだある。

一部のちゃんと作る家と、
そうでない家の格差はどんどん
広がっていくことでしょう。

私の周りにいる建築会社の
社長さん連中は、ほぼ前者。

そのコミュニティにいると、
日本の住宅はどんどん世界レベルに
追いついているような気に
なってしまいますが、
いやいや、まだまだ私たちの方が
マイノリティな存在です。

圧倒的大多数の、
素人建築会社さんが、
価格競争に明け暮れています。

なぜ価格競争に突っ込むのか。
それは、価格以外に住宅の
価値が分からないからです。

売っている方が、です。

部材一つ一つに、それを
使う理由を説明できたり、
この家を買った住まい手は、
20年後30年後、50年後に
どのような状態になってるか。

そういう事は二の次で、
今だけの安さで他社に勝てれば
それでいいと思っているし、
今だけの安さ以外に、
家づくりにとって大切な要素が
その会社に存在しない。

自分の中に存在しない価値観を
人は推し量ることはできません。

万人がほぼ等しく持つ、
お金という価値観の土俵しか
勝負の場が無いという状態。

最近はYouTubeなどで情報を
集める住まい手さんが増えた。

可哀そうなのは、すごく勉強を
したのだけども、各種ショックで
金額の妥協をした結果、
価格勝負気味の会社で
建てざるを得なくなったケース。

自分が上質な物を知っているだけに
妥協は辛いものがあるかと思います。

これは残念ながら今後も続く。
高性能な注文住宅は、限られた一部の
人たちだけのものになり、
大多数の人は分譲住宅を買う。

注文住宅時代の終わりが
始まったのかもしれません。

今まで注文住宅を手掛けていた
建築会社も、分譲住宅市場に
打って出ざるを得ない状況に
なるのかもしれません。

しかし、土地の仕入れや、
手抜きの加減が上手くないと、
価格勝負の分譲住宅市場では
戦うことができません。

新たな倒産時代を迎える事に。

あなたが依頼をする建築会社の
経営手腕が試されています。

それはイコール、その経営が
時代に合っているかどうかを
見極めるあなたの眼も試されている。

何度もお伝えしておりますが、
家を買うのは他の消費行動とは
大きく違います。

その選択があなたと家族に
一生付いて回ることになります。

是非、悔いの無いよう、
様々な事を学んで自分の
住む家を選んでいただければと。

#本質的な家づくり #未来コストを考える #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー