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寝室のドアを開けて寝られる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は地鎮祭。
南側が見渡す限りの森
っていう、すごくいい
ロケーションの計画。

私自身、目一杯楽しんで
計画をさせていただきました。

出来上がりが楽しみです。

それから名古屋で講習。
1985の皆さんの前で。

全国的にも有名な
断熱の勉強会ですので
(ちなみに弊社も会員)
やりがいがあります。

さて、本日の話題の前に、
一昨日のメルマガについて。

すみません物言いが
きつかったですね。

全くこちらが意図していない
方々からの反応があり、
少し補足をさせていただきます。

まず一番多かったのが、
質問箱についてです。

質問箱で色々聞いてごめんなさい
という反応をいただいたり、
自分で質問箱を設置しておいて、
タダ乗りはおかしいじゃないか
というお叱りをいただいたり
しましたが、質問箱のことは
全く想定せず書いておりましたので
誤解させてしまい申し訳ない。

質問箱は、こちらから用意した
仕組みになります。
それはタダ乗りにはなりません。

相手の用意したルールの
範囲内なら好きにやっても
いいかと思います。

飛行機に乗るときに窓側の席を
希望することは我儘じゃない。

自分の希望の時間に飛ばせと
いうのは我儘です。

そんなイメージでしょうか。

私もメルマガのネタにしたりと
逆に利用させてもらったり
しておりますので、
質問箱に質問をいただいたことに
対して、タダ乗りしていると
感じたことはありません。

私が言うのは、そういう
仕組みを利用せず個別に、
情報だけを抜き取ろうとする
事はやめた方がいいですよ
ということになります。

自分だけが得をしようと
している行為なのか、
相手にもメリットのある
行為なのかという観点で
考えていただけると良いかと。

なかなか質問箱にお返事を
しなくて申し訳ないですが、
質問箱への質問は、私も
歓迎しておりますので、
お気になさらず。

ということで本題です。

家を建てる際、寝室に扉を
つけないという人はほぼ
いないかと思います。

ほぼ全ての寝室には扉が
ついているものかと思います。

そして
夜寝るときには寝室の扉を
閉めて寝るよという人の方が
多いかと思います。

もちろんそれで問題はない。

と言いたいところですが、
寝室の扉を閉めて寝るか
問題は、建築環境的には
悩ましいところになります。

というのも、特に子育て中、
寝室は家族がまとまって寝る。

夜間の換気需要が、寝室に
集中するわけですね。

寝室だけCO2濃度がやたらと
高くて他のところは普通。

みたいなことが起きやすい。

30坪程度の家であれば、
家全体で必要な法定換気量は
150m3/h程度になりますが、
寝室に家族が四人寝ると
寝室だけで120m3/h程度の
換気量が求められます。

家の換気を寝室だけに
集中させて、ようやく
いい感じの空気の清浄度。

デマンドコントロールなどが
ついていれば適正に換気が
なされるのですが、
多くの場合はそうなっておらず
寝室を閉めて寝ると、夜に
寝室だけがやたらと高い
CO2濃度になっています。

アパートなんかだと
こんな感じになることも
珍しくありません
↓ ↓
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人間にはCO2を感知する
器官はありませんので、
こういうふうになってても
ほとんどの人は気づきません。

これを解消するのに、
一番手っ取り早い方法は
寝室を開けて寝ること。

寝室を開けて寝ると、
CO2が他の部屋に流れて
出ていきますので、
異常に高い数値になることは
ありません。

ということで狭い寝室に
沢山の家族が寝る場合は、
寝室の扉は開けて寝るのが
CO2濃度的には良いです。

では、あなたの家は寝室の
扉を開けて寝られる家か。

これもまた問題。
寝室の扉を開けて寝ると、
寝室の中の空気が漏れ出します。

せっかく冷暖房した空気が
外に出てしまうんですね。

つまり寒い暑い。
だからやっぱり寝室の扉は
閉めて寝たくなります。

そもそも家全体が暖かいとか
涼しい家じゃないと、寝室の
扉を開けて寝るというのは
現実的ではないんですね。

家全体が暖かく涼しいと、
扉というのは、暖気冷気を
閉じ込めておく用途は
なくなってしまいます。

では何のために寝室の扉を
閉めるのか?

音や光を遮るためになります。

私が自宅でzoom会議などが
あり、夜遅くなるときには、
私が会議を終えるまでは、
扉を閉めておき、私が寝るときに
また扉を開けて寝るようにしてます。

他にも寝室はいろんな音を
遮りたいですからね、、、

ということで寝室に扉が
なくなることは無いのですが、
できれば寝るときは開けてほしい。

なので結論としては、
真夏真冬に寝室の扉を
開けて寝られるような
家を建ててくださいませ。

それが空気環境的には
健康的な家になりますので。

あと、せっかくコロナで
CO2濃度系が安価になったので
ぜひアパートに住んでいる時から
CO2濃度系を寝室で使ってほしい。

CO2も適正、温度湿度も適正
っていう空調換気って、
すごく難しいしお金がかかるのが
わかります。

高性能な住宅に住んだ後に
如何に良い環境で住めているのかが
よくわかりますから。

#本質的な家づくり #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー