凰建設の森です。
本日は上棟、、、
の予定でしたが、
天気予報とにらめっこし
中止とさせていただきました。
私自身、上棟の
可否についての判断は、
自分で言うのも何ですが
かなり弱腰です。
延期にすると監督さんは大変。
木造住宅の上棟と言えば、
色んな人がその日の為に、
準備を重ねてくるからです。
お施主さんも大変。
差し入れとか用意を
していただいてたりしますので、、
一番大変なのは監督さん。
上棟作業が上手く行くために、
当日の分刻みの納入予定を
立てています。
当日にキャンセルできるものが
あればそれでもいいのですが、
大抵はキャンセルできずに、
現場に納品されてしまいます。
今回で言えば佐藤の窓とか。
色んな木材や断熱材など。
現場の作業はありませんが、
荷受けの作業があります。
スムーズに上棟が
出来ていれば、
組みあがるにつれて、
材料がなくなる為敷地が空き、
そこに納品されたものを置く。
しかし、今回のように、
中止にしたとすると、
全部の素材を敷地内に置く。
今回はたまたま敷地に余裕があり
全部置けましたが、そうはいかない
場合の方が多いです。
現場に納品された建材を、
また別のトラックに積み替えて
当日現地まで運ぶなど、
大変な思いをすることも。
多少降られてもいいから
上棟をやってしまった方が
良いのではないかと思うことも
多々あります。
実際本日も、14時くらいまでは晴れ。
それ以降、雨がしとしと降って
来た感じなので、この天気なら
上棟決行という会社の方が、
多いのではないかと思います。
しかし、中止にさせていただいた。
雨の上棟は良くないというのは、
なんとなく、みんなが持っている
イメージかと思います。
では何が良くないのかと言われると
微妙にいう事が違ったりします。
そもそも木材は濡れてはいけないとか
乾けば大丈夫なんだとか、
色んなことを言う人が居ます。
木材自体は濡れても
乾きさえすれば大丈夫です。
ただし、濡れっ放しになると
話しはまた別です。
濡れること自体での強度低下は
ありませんが、濡れた木材は
栄養の塊になります。
そうなると、目ざとい真菌類が
そこに根を張り増殖します。
無垢の柱であればまだ良いのですが、
合板の表面に生えたカビは、その
強度を低下させていきます。
合板の種類やカビの種類、
合板の含水率にも大きく
影響しますが、濡れてカビの
生えた合板はその強度は
20%程度下がってしまいます。
壁の構造用合板が濡れたまま
断熱材を入れてしまったりすると
いい感じにカビを培養する条件が
整っていきます。
柱が集成材だという場合も、
合板と少し性質が似てきますので
使っている接着剤などによっては
あまり濡らしたくないなと。
という事で、大方の部分は
濡れたとしても乾けば大丈夫ですが、
濡れたままの合板や集成材が
そのまま閉じ込められてしまうと、
色んな事件が起きてきますので
そこは何としても避けたい。
工事中に木材が濡れたまま
閉じ込められると、こういう事も
↓ ↓
%url1%{https://mainichi.jp/articles/20171117/ddl/k21/040/091000c}
これは本当にどうしようもない
お話ではありますが、
ですが、現実に起きた事。
そういう事にならないよう、
少し弱腰なわけですね。
ご理解を頂ければと。
