凰建設の森です。
本日は学校です。
授業のテーマは給湯器。
給湯機だけで2時間話します。
どちらが省エネかクイズを
ちょこちょこ挟みながら
学生さんが退屈しないように、、、
例えば、お風呂のお湯を
捨てないで翌日に追い炊きを
するのと、全部捨てて
翌日新しいお湯に張り替える
だと、給湯、給水の合計で
どちらがエコになるのか?
みたいなクイズになります。
これ、ネットでも間違った
情報がゴロゴロしてたり
するので、なかなか難しい。
前提条件をきちんと揃えて
計算する練習にもなります。
教えている学生さんは、
設備屋さんの卵と大工さんの卵。
2030年には日本中のほぼ
全てのガス給湯器が、
エコジョーズに変わっている
というのが目標になります。
そんな目標を立てていますが、
田舎のおじいちゃんおばあちゃんの
家の給湯器が壊れた時に、
直しに行くと、非常に高い確率で
イニシャルコストの安いものを
選ばれます。
もう、いつ死ぬか分からないから
とにかく安いものでいいよ、、、
みたいな感じです。
どんな給湯器を選ぶのかは
勿論個人の自由ではありますが、
普通給湯器とエコジョーズの、
5~6万円の差額は、都市ガスの
m3単価が170円程度の今だと
15年のトータルコストで
回収できる金額になります。
地球環境の為にも本人の為にも
やはり省エネな給湯器を
提案しないとダメですよね。
みたいな事もお話します。
基本的にはどんな給湯器を
選んでもいいのですが、
それを正しく運用してもらう
という事が非常に重要に。
昼間に全然電気を使わない
家庭にエネファームを提案しても
ほぼ置物になっているという
可能性もあったりしますので。
今後、2030年までに日本の給湯機は、
エコキュート:エコジョーズ:エネファーム
の割合が5:10:1程度
という想定で動いています。
エコワンはエコジョーズに
組み込まれているのかな?
恐らく再エネの導入や
エネルギー価格の高騰で
エコキュートの割合は
もう少し増えると思いますが。
また、衛生観念の工場に従い
追い炊き機能の是非も
再度議論の土台に上がるかと。
なんたって不衛生ですから。
建築士の試験に唯一登場する
最近の名前がレジオネラ菌
という物になります。
レジオネラ菌の繁殖を抑制するのは
建築士の責任であるとも言えます。
ぬるくて循環しているお湯の中に
繁殖しやすい菌なのですが、
どうしても追い炊き配管などには
この菌が付いてしまいます。
毒性も非常に高く、人が
死ぬこともあり得る。
浴室の湿気を住宅内に取り込む
仕組みなどを採用している家で
いつまでも汚いお湯がお風呂に
溜まっているという家庭は、
ちょっと怖かったりします。
どんな給湯システムを
使っても良いのですが、
省エネと衛生問題は、
忘れてはいけないなと、
思う訳ですね。
