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オーバーヒートとは

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はお引き渡しと打合せ。

打合せのお客様は
お引き渡しのお客様のご兄弟。

有難いご縁ですね。
また、ご計画内容はリノベ。
大きな歴史ある建物を
リノベしてお住まいになる。

既に50年以上の時を越えてきた
建物をこの先100年以上使える
家にするという工事になります。

遥か昔に海に沈んだ戦艦を引き上げ
銀河の彼方を目指せるものに
改装するような壮大なプロジェクト。

古い建物を壊さず使えるように
する行為が一番尊いと思います。

そういう選択をされるお客様を
精一杯応援できる会社で在りたい。

そう思っております。

本題の前に一つお知らせです。

ああ、これは無理だろうなと
思っていたプロジェクトが、
なんと実りそうです。
↓     ↓
%url1%{https://youtu.be/jLz79TsICKM}

今ならまだ滑り込めるはず。

是非、新築の計画がある人は
乗り遅れて後悔しないように
気をつけてくださいませ。

さて、本題になります。

11月は弊社の建物で日射取得が
上手にできる土地のお客様は
オーバーヒート月間になります。

弊社モデルハウスのパッシブハウスも
オーバーヒートを防ぐために
日射遮蔽をしております
↓     ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/11/IMG_0301.jpg}

日射をコントロールして
温度の変動はこんな感じ
↓     ↓
%url3%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/11/e25ec7b2af9eece2b035d04a888d8f78.png}

オーバーヒートをネガティブな
物だと勘違いしている人は
けっこう多いかなと思います。

また、オーバーヒートは
コントロールができないと
思っている人も多いかも。

これは私も含めた実務者が、
面白半分にオーバーヒートを
させた画像や映像を発信し、
周囲を混乱させたのが悪い。

ごめんなさい。

オーバーヒートは、適切に
日射遮蔽を行う事で、
ある程度のコントロールが
可能になります。

また、通気用の窓を
空けて換気量を増やすことで
温度上昇を抑える事も可能。

ちなみに、弊社案件の場合、
オーバーヒートの温度差は
パッシブ換気にも使いますので、
太陽の力で、暖房と換気の
両方を行っている事に。

大停電が起きたとしても、
普段と変わらず暖房と換気が
勝手に動いている事になります。

あまりやってほしくはないですが
この時期の電力の卸売り価格は
↓     ↓
%url4%{http://www.jepx.org/market/index.html}

12時前後に冷房を付けても
電力網に大きな負担をかけることなく
オーバーヒートを抑える事も出来る。

太陽光の自家消費であれば、
気にせず使ってしまってもいい。

外気温が低いのでものすごく高い
COPでエアコンを動かせます。

寒い寒いと、夜から朝にかけて暖房を
つける家庭よりはるかに地球に優しい。

だからオーバーヒートは、
自分でコントロールできる。

家の外が30℃で家の中が28℃なら
不快な感じしかしませんが、
家の外が23℃で家の中が28℃だと
少し肌寒い感覚と少し暑い感覚を
行き来することになるので、
人間が感じるのは「快感」です。

だからオーバーヒートを楽しんで
暮らしておられる方も多い
↓    ↓
%url5%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/11/d1c3d0365baa9c5979628aadcc2eaa2c.png}

家に帰ってきて
「あったけぇ~!!」って
言いながら着衣を脱ぎ捨てる。

少し暑くなったらデッキに出て
「涼しい~!」って言いながら
ビールを飲む。

そんなことも可能です。

そういうのが好きな人は好きに
家をオーバーヒートさせればいい

嫌な人は日射遮蔽をするなり
通風をするなり、エアコンを
付けるなりして調整してもいい。

オーバーヒートが発生しない
家にすることは簡単です。

日射取得用の窓をどんどん減らして
この時期にオーバーヒートが無い
窓面積の家にすればいい。

UA値も下がるから高性能に見える。

しかし、冬の暖房負荷は上がります。
エコな家でもなくなります。

元々冬の日射が取れない家だと
そういう設計にせざるを得ないので
致し方ありませんが。

年間を通して最も暖冷房の
エネルギーが少ない家を
作る為には冬の暖房負荷を
下げる事が重要になります。

冬季の暖房負荷を極限まで
下げようと思うと、どうしても
11月や12月にオーバーヒートを
させる仕様にしないといけない。

敷地条件が良いのに、
オーバーヒート現象を嫌い、
最適なエコハウスにしないのは
私はもったいないと思う。

オーバーヒートは、
日射のポテンシャルのある土地、
それを狙って作れる設計者、
設計通りの施工が出来る職人さん、
どれが欠けても出来ません。

やれるならやった方が
いいと思いません??

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー