凰建設の森です。
本日は午前中が会議、
昼からは図面を描き描き。
この時間が一番幸せ。
何時間でも没頭できます。
さて、本日の話題は、
こちらのニュースから
↓ ↓
%url1%{https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD06AGM0W2A001C2000000/?fbclid=IwAR1fdGQFlqxdifc3SXmA4xwH7HEyDKi-pcbzFTPU3IOwblvUZJpbBWXr0Bg}
今現在の日本において、
新築を買うという行為は
海外旅行に何回も行って
お金を何千万円と使う
事とそう大差ありません。
散財だという点において。
日本の不動産市場では、
中古住宅は全く価値が無い。
なぜかと言うと、
供給過多だからです。
満腹の時に、私の食べかけですが
いかがでしょうかと、食事を
渡されて喜ぶ人がいるか?
そういう事になります。
だから、新築住宅にお金を
掛けるやつはアホだという
価値観は間違ってはいない。
将来にすぐ価値が無くなるから。
それを続けた結果
日本全体の住宅資産額は
全く積みあがらず、
日本人は家を買うほど貧乏に。
供給過多の状況にあるけど
中古住宅に住みたくないから
みんなが新築を建てて、
更に中古の価値を落としていく。
自らが建てた新築もまた、
後から建てられた新築のせいで
価値を落としていくことに。
そのスパイラルがどんどん
加速して、建築会社は儲かれど
国民の生活は貧しくなる一方。
というのが現状になります。
だから新築を建てる人には
この言葉を贈らざるを得ない
↓ ↓
%url2%{https://pbs.twimg.com/media/EczryGtU0AAKbqw?format=jpg&name=small}
今現在家を建てる計画を
している人のうち、72.3%は
家を建てるべきではありません。
その方が新築を諦めて、
中古住宅を選択することにより
日本の住宅資産価値が
ガタガタになる問題は
次第に解決していきます。
72.3%というのは、
長期優良住宅じゃない家の割合。
本当はもっと絞りたい所ですが
この先100年を見据えた時に
逆に住宅不足が起こってしまうので
その割合がソフトランディングできる
いい塩梅なのかなと思います。
夢の注文住宅なのは分かります。
この20年、低金利政策で住宅の
着工数が落ちないように手厚く
業界は守られてきました。
どんな低い年収の人でも
注文住宅に手が届くという
環境が日本にはあります。
アメリカのリーマンショックは
本来住宅が買えるような層では
無い人にまでポンポン融資を
していった事が原因ですが、
日本はそれをもっと長い期間
続けてしまった訳ですね。
その歪みが限界を迎えた時
日本でも大量の住宅ローン破綻が
出る事になるでしょう。
もう新築を沢山建てる
時代は終わりを迎える。
今住んでいる家があるのなら、
住める当てのある空き家があるなら
そこをリノベして住む。
殆どの人にとって、
そして世の中にとって、
それが最も良い道になる。
10~20歳上くらいの先輩が
「俺だって新築建てられたんだから
お前も頑張って建ててみろよ」
って言われても全く当てにならない。
世の中の条件が違い過ぎる。
今新築を建てるのであれば、
2050年時点でも十分に通用する
性能の家を建てておく事。
それが出来なければやめたほうがいい。
そんなことができるのは限られた人?
その通りです。社会が適正に
豊かになっていくようにするためには、
限られた人が少しずつ100年以上住める
家を建てていくのが正解です。
誰でも彼でも新築を建てられる
というのは家の質を下げないと無理。
それをやってしまうと、今の日本のように
住宅を取り巻く大きな歪が社会に出る。
結局、家を建てた時点から僅かな期間
満足度が得られるだけで、
人生に資産が残る訳でも無し、
子どもに喜ばれる訳でも無し、
何ともならないことに。
建てるのであれば、
本当にしっかりしたものを。
長期優良住宅以上の性能の物を。
耐震と断熱だけ最高等級で、
屋根壁に通気層のしっかり取れた
家であれば、後は何とでもなる。
カッコよくリノベするのは後の
世代に任せたっていい。
これからますます新築は不遇の時代に。
新築住宅に従事する人、
新築住宅に住もうとする人は
エスカレーターを逆走するような
つもりで取り組まないといけません。
どうぞ、気を強く持って、
頑張ってください。
