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ヘーベシーベは特別。

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日は上棟です。
私の設計者人生の中で
最も恵まれた土地での設計。

こんなにも素晴らしい敷地で
住宅の設計をさせてもらえる
という事が再び訪れるか?

というような敷地でした。

折しも本日はパッシブハウスジャパン
周年大会の日です。

そちらにも行きたかった。
懐かしい面々にも会えるし、
色んな事例発表も聞きたかった。

なんたって、サトウの窓の事を
知ったのが、3年前のPHJ周年大会。

日程調整をする中で、悩みましたが
上棟はこの日しかない、という事で
こういう判断をさせていただきました。

すっかり弊社では定番となった
サトウの窓ですが、初めて
ヘーベシーベを採用です。

ヘーベシーベとは引き戸の事。

日本の引き戸の場合は、
戸車が固定式になっており、
横に動く形です。

一部可傾レールなどを
採用した窓も有ったりしますが、
戸車がある分窓が浮いている為
気密性能は高くありません。

ヘーベシーベの場合は、
閉めた時に気密性能を
高めるための仕掛けが付いている。

日本では引き戸は安いですが、
海外での引き戸は上記の機構が
付いてくる為に非常に高価。

佐藤さんが心配して現場に
納め方のアドバイスをする為
わざわざ岐阜まで来てくれました。

また、ヘーベシーベが似合う
敷地があれば是非提案を
したいと思います。

小さな開口でヘーベシーベを
提案しても迫力がない。

やはり木造の梁が無理なく
飛ばせる2間の開口以上で
作るのがヘーベシーベの醍醐味。

そして屋外の景色が良い事。
恥ずかしがってカーテンを閉めたり
するような感じの所でヘーベシーベは
もったいない。

最後に、外によく出る事。
その開口の大きさを存分に生かし
外とのつながりを演出する。
それもヘーベシーベならでは。

閉めっ放しではもったいない。
魅力的な屋外空間があってこその
ヘーベシーベとも言えます。

今回のヘーベシーベは、
西側に向けた2間の大開口。

え?西側?
そう、西側なんですね。
パッシブデザインのセオリー
からするととんでもない。

そのとんでもない事を、
私にさせてしまうような敷地。

今から完成が楽しみです。

予算的にも敷地的にも、
計画的にも、サトウの窓の
ヘーベシーベをお勧めできる
シチュエーションというのは
そんなに多くない。

でも、チャンスがあれば、
ぜひチャレンジしてもらえると
良いかと思います。

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー