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受け継いだ家を慈しむ

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

今朝起きたら手首が痛い。
上棟の時に痛めたかも??

上棟みたいな興奮状態に
あるときは、痛覚の閾値が
おかしくなったりします。

サッカーをやる時もおなじ。
プレー中は全然痛くないけど
終わってから、あれ?痛い?
って気づきますよね。

タイピングがすこし辛いです。

本日は午前中、リノベ案件の
着工前のお祓いでした。

お昼からはまたリノベ案件の
資金計画についての相談です。

築70年、63坪の大きな家。
無断熱の状態から、
耐震補強、断熱補強を行います。

UA値0.35を目指して
リノベした場合の冷暖房費と
UA値0.52にした場合のそれを
比べます。

資金計画時に、何年分で試算します?
といつもお伺いをしていますが、
本日のお客様は「出来るだけ長く」
という事で、100年分のランニングコストを
積み上げて比較してみました。

現状から毎年1.5%ずつ光熱費が
上がったとして計算しますと、
トータルのランニングコストが、
100年で2000万円程違った。

断熱性能を上げるための
初期費用の違いは約300万円。

光熱費だけではなく、色々な
要素を総合して出した数字です。

丁寧に施工された付加断熱の家は
木材を温度収縮から守ってくれる。

固く作られた地震に強い家は、
木材がきしむのを軽減してくれる。

家が動きにくくなりますので、
内外装の劣化速度が落ちます。

そういう部分のメンテコストも
掛かりにくくなるのが、
高性能な住宅の特徴です。

70年の時を越えてきた建物を
100年先に送り届ける計画。

素晴らしいと思います。

今回の計画で100%に
しないという方針も素晴らしい。
断熱気密耐震は100%に
するけど、内装については、
今後時間を掛けて取り組む。

家づくりのプロジェクトにおいて
自分が主体になるのか、
家が主体になるのか。

自分が主体になると、
自分の都合で家を触る。

家が主体になると、
自分の後にその家を
使う人の都合も考える。

家の資産価値を落とさない
為の家のメンテナンスに
気を配るようになります。

今、この建物をこうしたら、
この世代は良いけど次の世代は
もう触ることができなくなるから
困るだろうな、、、という
リノベの計画って、
しばしばあったりします。

自分がアンカーではなく、
家を次の世代に渡すために
タスキを受け継いだ。

70年の間家族を守ってくれた
家への畏敬の思いが感じられます。

弊社にご依頼を頂けるかは
分かりませんが、
家を慈しむ姿勢を大切にし、
計画を進めていただけると
家が喜ぶと思います。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー