凰建設の森です。
本日は事務所での作業日。
社内会議もありましたが、
一日がっつり机の上に。
雑務が捗る!と思ったのですが、
想定よりも進まずに、
夕方になって焦っております。
さて、本日の話題は、
乾太くんについてです。
数年前から大人気の乾太くん。
弊社のお施主様でも、
乾太くんを導入する人の
割合は3割を超えておりまして
食洗器と並んで、
ニュースタンダードな
住宅設備と言っても
過言ではないくらいに
普及してきた感じです。
特に梅雨時から夏にかけて、
洗濯物の悩みを解決してくれる
心強い味方ではありますが、
弊社でも一定数乾太くんへの
コメントが集まってきましたので
乾太くんの必要性について
少し触れてみたいと思います。
1,導入して良かったと思う
2,導入したけど不要だと思った
3,導入しなくて後悔している
4,導入しなくて正解だった。
感想はこの4つのどれかですね。
どちらかというと、弊社であれば
導入しない人の方が多い感じですが、
3番の感想を抱く人というのが
殆どおられません。
勿論ゼロではありませんが。
乾太くんはその名の通り乾燥機。
外でも乾かず部屋干しも出来ない
という状況が一年を通して、
家の中でどの程度発生するか。
というのが、導入せず後悔の
割合を決めるんですね。
梅雨時に部屋干しをしようと
思うと、大体家の中の湿度を
70%以下にはしておきたい。
60%以下だと尚良し。
梅雨の空調でそれが実現できない
タイミングがどれくらいあるか
というお話ですが、住んだ初年度に
70%を超えるというのは
よくある話になります。
自然素材系の内装であれば
尚更湿度は高めのスタートに。
しかし、2年目3年目と、
家の乾燥が進むにしたがって、
家全体の湿度は少しずつ下がります。
これ、築12年の私の自宅
普通の第三種換気、個別エアコン
唯々断熱がそこそこしてある
自然素材の家の2021年6月の
温湿度になります。
↓ ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2023/04/9770dab83ad7d23ca24215a19c691c73.png}
赤が一日の最高、青が
一日の最低の数字です。
なぜ2021年のデータを
引っ張ってきたかというと、
昨年は異例の短い梅雨で
一昨年は異例の長い梅雨
だったからになります。
建材の水分発生が無くなると
梅雨時でもこんな感じで
過ごして行けるようになる。
我が家は家族数が多いので
洗濯は1日に2回~3回
8kgの洗濯機を回しています。
洗濯を溜めすぎてしまうと
コインランドリーに
乾燥だけしに行くことも
ありますが基本的には
部屋干しでやっています。
夏でも梅雨でも冬でも、
家の中でしっかり洗濯物が
乾けば、物理的には
乾太くんが無くても生活できる。
室内干しでも洗濯が乾けば
乾太くんが欲しい理由は、
時短であったり、タオルが
ふわふわになってほしい
という物になってきます。
ただ、これは全ての住まい手に
言えるものでもありませんので、
乾太くんはやめましょうよと
勧める事はありません。
乾太くんを導入したけど、
不要だと思ったという人もまた
物凄く少数派だからです。
食洗器も乾太くんも、
導入したなら使い倒して欲しい。
そうじゃないと勿体ない。
食洗器については、これは
圧倒的に導入して良かった。
導入すれば良かった。
という声が大きいので、
なるべく導入を勧めています。
これは家の断熱気密とは
ほぼ関係ない話ですから。
でも、乾太くんは、
どちらでもいいみたい。
多分、高断熱な家という
前提を外して考えると、
乾太くんはマストアイテム。
高断熱な家になると、一年を
通して家の湿度を制御しやすい。
その効果が、乾太くんの必要性を
少し下げてくれるようです。
高性能な住宅は、乾太くんの
ニーズを抑え込むことができるくらい
家の環境を良くできるか?
環境系の設計士としては、
そこはすごく挑戦しがいの
あるところになります。
だって、エアコンが乾太くんの
代わりをしてくれるのであれば
家の中に必要な設備が減る。
設備の数が減るという事は、
住まい手が家に住みながら、
維持管理費として払うコストが
減るという事ですから。
そういう事が出来る家を
提供していきたいなと
お施主様たちの話を聞いて
思うようになりました。
もちろん、どうするかは、
住まい手さんの自由です。
一つの意見として参考に
していただければと思います。
