凰建設の森です。
本日は午前中は来客。
お昼からは毎年恒例
中学生の前での講話。
将来の夢を見つけるための
お話になります。
毎年流行のアニメの
主人公を解説する形で
夢と、職業、目標などの
違いを説明してました。
3年前はルフィ
2年前は炭次郎
昨年はロイド
今年は、、、アクア
にしようと思ったのですが、
彼の夢を考えるに、
ちょっとブラック過ぎて
ロイド続投か炭次郎の
再登板で行こうかと。
お昼現在、まだ悩んでます。
さて、本日の話題は、
住宅の資産価値の話です。
言わずもがな、今の日本は、
新築戸建て住宅の資産価値は
非常に低い状況にあります。
1日住んだだけでも2割減。
100年住める家でも築22年で
その家の価値はゼロになる。
というのが通例でした。
今までの家は仕方ない。
だって、本当にどうしようもない
家が沢山ありますから。
もういい加減、住宅を
30年程度で使い潰す常識を
アップデートすべく、
長期優良住宅の整備をしたり
その資産価値保全のための
各種法整備を進めてきた。
現状、市場に売られている
多くの中古住宅というのは、
本当にどうしようもない、
資産価値の付きようのない物。
だから現状での中古住宅は、
やっぱり資産価値が無いと
言っても過言ではありません。
それを逆手にとって、得を
するのが、長期優良住宅を
取得している建物を選んで、
中古住宅を購入する方法。
不当に価値の下がってしまった、
本当は価値のある建物を発掘し
手に入れるのが一番お得。
と、このメルマガでは
言ってきました。
そのうち長く住める家には
本当に価値が認められて、
今みたいな安い価格で、
中古住宅として買えなくなるから。
で、最近出たこのニュース
↓ ↓
%url1%{https://www.s-housing.jp/archives/316389}
これ、結構大きな一歩です。
今までの住宅であれば、
4000万円で建てたものは
1年後は3600万(3900万)
10年後は1800万(2900万)
20年後は200万(1800万)
で売れる感じです。
(内はローンの残債額)
築20年の住宅を売っても
1600万円もの売却損が
生まれてしまうみたいな。
これが、資産価値が無い
という状態になります。
だから、新築を建てるのは
なかなか大きなリスクだと
言われてきたわけですね。
今回のこの制度では、
上記の()内の数字で、
売れる事が保証される。
つまり、築20年の家でも
築30年の家でも、資産価値の
減少は住宅ローンを払った分だけ。
これであれば、住宅ローンは、
純粋に家賃だとして考えても
差し支えありません。
建てた家に住めなくなっても、
今まで払った住宅ローンは
家賃代わりで、その後の残債が
残ることはありません。
なぜこんなことが可能かというと、
金融機関側が、築20年の家でも、
残債分以上の金額で売れて、
収益になる見込みが立ったから。
国の制度の後押しなどもあり、
今までの常識が変わる事を、
見込んで仕組みを作ったわけですね。
これは非常に大きな一歩。
日本の住宅の資産価値が、
向上し始めた兆しです。
この動きは、次第に広がっていき
いつかは、住宅がローンの残債
以上の値段で売れるという時代が
やってきます。
バブル時や、今現在の都心の
マンションなどは、そういう事が
起きておりますが、それは、
建物の耐久性や価値というよりも
そういう投機の空気があるだけ。
↓ ↓
https://toyokeizai.net/articles/-/679785?utm_term=Autofeed&utm_medium=Social&utm_source=Facebook&fbclid=IwAR2P5Ak6T3VYlF_prFnikQ0aF_uwq3-KMe3c7CS5kqoz8A6nxy_VuIF1wfQ#Echobox=1687895277
また世の中の状況が変われば、
そういう状況も終わりを迎える。
資産価値が落ちない状況が、
恒常化するように、建てる建物の
品質を向上させていくのが、
今後の建築業界の責務になります。
今、日本人の殆どは、中古住宅に
資産価値なんて無いと思ってるし、
現実的にもそうなってます。
しかし、今と未来は違います。
少なくとも今日紹介した制度で
家を建てる人にとっては、
住宅ローンが払えなくなった時の
残債が残るリスクというのは、
考えなくても良い話になります。
どうやったら未来に資産として
認められる家になるのかについては、
もうこの10年、国交省さんが、
これでもかと発信をしてきた。
この期に及んで、今の事しか考えず
家を建てるのであれば、将来
その家が重荷になって人生に
暗い影を落とすことになっても
もう責任を負えませんよ。
直接そんなことは言ってませんが、
政策の推移を見るに、言わんとするのは
そういう事になります。
住まい手だって、そうだし、
つくり手だって、そう
この先20年30年、建築会社として
やっていくつもりなのであれば、
今建てる、どうしようもない建物は
将来の経営リスクでしかない。
せめて耐震等級3の建物を。
せめて断熱等級6の建物を。
せめて外皮に通気層を。
そして長期優良住宅を。
それだけやっておけば、
将来新築そっくりさんレベルの
リノベを回避することができます。
暖かくて涼しくて、余り痛まず、
後でお金のかからない家というのは
施主の為だけではありません。
建築会社経営にとって最も
損害となるのは顧客からのクレーム。
良い建物はそれがてきめんに減る。
経営者として心穏やかに過ごせる。
お金なんかよりもその方がずっと
良いと思うのですが、なかなか
それを分かろうとしない人が多い。
なんででしょうね。
話が横に逸れましたが、
住宅の資産価値向上は、
これからもどんどん進んでいきます。
あなたの周りにも、そんないい家を
建てたって、将来なんの価値にも
なりゃしないよという人は多いはず。
そういう人には是非、価値が無い理由を
聞いてみましょう。今までそうだったから
以外の理由は出てくるでしょうか。
あらゆる関係省庁や関係業種の会社が
住宅資産価値向上に向けて動いています。
対して住宅資産価値の低下に向けて
動いている省庁や業界はありません。
単純に考えてこのベクトルはどの方向に
向かって行くと思います?
よくよくお考えいただければと。
