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家はこのまま高くなる?

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は大阪、
明日は埼玉、
明後日横浜に寄り
岐阜に帰って
お盆休みに突入です。

横浜から岐阜へは
帰省ラッシュの盛り。

混むんだろうな、、

もう夏休みに入ったと
いうひともいるかと。

いつもよりも暑い夏です。
暑さを存分に楽しみましょう。

さて、本日の話題は、
今後住宅の値段は安くなるか?
という事について触れてみます。

原油高に始まった様々な
物の価格高騰が起きています。

このため、住宅の価格はこの3年で
3割程上がりました。

3000万円で出来ていた家が、
4000万円じゃないと建たない。

元の金額が大きいだけに、
家の値上がりは凄い事に。

価格転嫁が出来た会社はそのまま
値上げをしていますが、
価格転嫁が出来なかった会社は、
更なるコストダウンという名の手抜き
もしくは市場からの撤退。要は倒産。

今のままの考え方やり方ですと、
今後も住宅の価格上昇は続きます。

一方で、3Dプリンター住宅など
家を低価格で提供する方法の模索も
始まっております。

住宅に限らず、どんなものであっても
工業化、量産化をすると価格が下がる。

むしろ住宅の様に工業化量産化が
進んだプレハブメーカーの方が、
高価格だという方がおかしいんですね。

既製品を工業化していくと、
価格は下がっていきます。

という事は、3Dプリンター住宅の
技術は、既製品を作るのなら、
家の価格を大きく下げるという
事が期待できるかと思います。

今はまだ小さな家しか作れません。
ターゲットは子育てが終わり、
仕事も終わったシニア世代。

年齢的には保守的になっていく
世代ではありますが、それでも
新しい物好きの人が、
セカンドハウスとして購入する
所から市場の開拓が
始まっていくと思います。

市場開拓や技術開発が
上手く行けば、10年後には、
子育て世代の人が選ぶ家として
市場で一定のシェアを得る。

家づくりは全然急いでない。
という人は待ってみるのも、
一つの手かもしれません。

住宅の価格は今がピークなのか
それともこれからもどんどん
上がっていく一方なのかは
誰にも分かりません。

ただ、あと1~2年は、緩やかに
値上がりを続けていく事は、
間違いないと思っても良いかと。

値下がりを期待するなら、
それ以降になります。

日本の家の作り方というのは、
世界の中でも割と属人的。

職人さんの腕に頼る部分が多い。
低価格化をするなら、人に依存する
割合をどのように下げるかが大事。

在来工法よりツーバイフォーの方が
安くできるというのも、工業化による
恩恵が大きいですし、今後も、
様々な部材のパネル化ユニット化が
進んでいくと思います。

30年後には、日本の家づくりも
殆どが、ユニット化しているかも。

今と同じ様に軸組を建てて、
丁寧に気密断熱を施工するのは、
極々限られたお金持ちだけ。
ましてや間取りを自由に作る
注文住宅は更に狭き門。

日本の話ではありませんが、
2000年代初頭、アメリカで
売買される新築住宅価格の
中央値は2000万円台でした。

2022年の中央値は6000万円台。
合理化が大好きな国でも、
このくらい値上がりしています。

勿論、経済の向上による
全体的なインフレもあります。

物の価格が3倍になっても
給料が3倍になっていれば、
同じことですからね。

昭和の初めに、アイスが
1円だったと聞いて、
昔は安かったからいいなぁ
と思う人がいないのと同じ。

問題は、日本の住宅が、
海外の物価に大きく影響を
受ける事になります。

日本の家は既に日本で取れる
原材料だけでは作れません。

海外から材料を輸入して、
日本の家を作っています。

だから、どうしても海外の
物価高の影響を受けてしまう。

合理化経済化による値下げと、
海外の物価高による値上げのペース

どちらが早いかで、10年後の
住宅供給価格が決まります。

どうなるか、今の時点では、
私も予想が付いておりません。

だけど今の時点で確信を持って
言えることは、今後の住宅は
プレハブ化工業化が進んでいく事。

全てにおいて自由な家づくりは、
どんどん高嶺の花化していきます。

今後、生涯において自分は家を
建てるんだろうなという人は、
よくよく時勢を見ていただければと。

どうぞ、後悔しない選択を
していただきたいと思います。

配信、日付ギリギリですみません。
お盆はイレギュラーが続きます。
ご容赦くださいませ。

#本質的な家づくり #未来コストを考える

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー