これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

軸組計算とは。

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

3連休最終日ですね。
本日は凰建設はお休み。

ただ、私は午前中地鎮祭。
色々ありましてですね、、、

本来私自身も今日は昨日の
市民運動会の予備日の為、
空けておいてねと言われて
いたのですが、色々と予定の
調整が上手く行かずに、
お施主様に無理を言って、
地鎮祭を今日入れていただきました。

ありがとうございます。

本日の神主さん、
敷地の四隅の四方竹を
1週間ほどそのまま残しておいてね。
とのこと。理由としては、
この家は地鎮祭をやったんですよ
と周りの人が分かるようにだそうで。

横浜で仕事をしている時にも、
地鎮祭の竹を残しておいてねという
事を言われたことがありますが、
その時の理由は、着工までの間に
現場にいたずらをされないように。

というものでした。
立小便に困っている人が鳥居のシールを
張ったらその後されなくなったみたいな
効果を狙ったものだったんですね。

地域が変われば目的も変わりますね。
また、神社さん神主さんによっても、
考え方はまちまちです。
毎回勉強になります。

さて、本日の話題は、質問箱から
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/fa90715e-7287-4bdd-9de5-a8974f68c11b/completed}

はい、軸組計算とは何ぞや?
という事ですね。

私も文面からの想像で書きますので
合っているかどうかは分かりません。

家の設計が終わると、その家を形に
するために、どんな木の組み方をするか
設計者さんやプレカット業者さんが
考える訳ですが、その時に普通は
併せて梁の太さや梁を架ける方向などを
決めたりしていきます。梁の太さは、
↓     ↓
%url2%{https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fpri/manual/span/span.pdf}

こういうのを見て決めたりします。
そして、こういうのを見て決める事を
「軸組計算」みたいな言い方をする
事もあったりします。

これが構造計算の代わりになる物なのか
というと、ちょっとそれは無理がある。

構造計算というのは、まずその建物が
どのくらいの重さになるのかを計算し、
地震が来た時にその重さで横に揺すられた
時でも耐えられるかどうかを算定するもの。

①荷重の算定
②風や地震などへの強さの算定

という順番になる訳ですね。

スパン表というのは、とりあえずその建物が
どのくらい重いかはハッキリしなくても
まあ、こんな感じで梁を配置しておけば
すごくたわんじゃったりはしないと
思いますから参考にしてくださいね。

ちなみに横からの力に対しては、筋交いや
面材で抵抗するようにちゃんと別で考えてね。

くらいのものになりますので、
構造計算の代わりになるとは言えない。

これは絶対にオプションだとしても
許容応力度計算をやって貰うべき。

むしろそこで軸組計算をやってるから
許容応力度計算は不要と言い切る人に
今後も家づくりを任せてもいいのかを
よくよく考えたほうがいいと思います。

もうとっくに住まい手さんには
バレていると思うのですが、
住宅を販売している人というのは、
全員が家づくりに詳しいプロ
だという訳ではありません。

住宅という個人としては最高級に
高額な買い物を扱うのですが、
その実務者の知識、技術レベルは
びっくりするほど違ってきます。

私もそれなりに勉強しながら
20年家を作ってきたつもりですが
まだまだ自分に出来ないことは
沢山あります。

スキップフロアの家を構造計算上
無理なく納まるように計画を
考える事とか。

壁量計算とか4号特例ならいくらでも
そんな設計は出来るのですが、
構造計算をした耐震等級3を
無理なく耐力壁の配置をしながら
計画するというのは、難しい。

要望されることはたまにありますが
二つ返事でできますよとは言い切れない。

世の中の商品って、扱う金額に応じて
勉強の裾野というのはどんどん広がる。

住宅なんて個人が一生掛けて学んで
修められるかどうかというものです。

依頼先がしっかり学んでいるかどうかは
これでもかと調べてもいいくらい。

そして、この家余りの時代において、
家づくりにそこまで詳しくないプロは、
どんどん市場から退場していき、
本当に建築の事を勉強してきた人だけが
今の1/3程度の着工戸数の市場で生きる
というのが、日本全体を考えた時に
最も上手く行くのではと思います。

貴重な若い労働力はもっと他の業種で
力を発揮してもらってもいいと思う。

少なくとも質問にあったような
回答をする実務者さんは、
早めに活躍の場所を変えた方が
いいような気がします。

どうぞ、参考にしていただければと。

#災害に強い家

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー