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まだ土地は買うな!?

長く住める家

凰建設の森です。

本日は先に告知から。
以前ルームツアー動画を
撮影させていただいた
お客様との対談動画を
本日凰建設のYouTubeに
アップ致します。

2世帯7人家族の生活は
どんな感じ?もしよければ、
ご覧くださいませ!
↓     ↓
%url11%{https://youtu.be/axSyND6bAQ4?si=m2wXtC0PWjW17jB_}

本日は防災訓練。
え?3日前もそんなことを
言ってませんでしたっけ?

と思った皆さま、大正解。
3日前の防災訓練は、有志による
自主的な防災訓練。

本日の防災訓練は自治体が
行うものになります。
消防団として参加ですね。

主に子ども達がバケツリレーや
倒壊家屋からの救出訓練、
消火器の使い方訓練を
やったりするのですが、
本当は大人がやってほしい。

これ、いざという時に、
子ども達に消火や救出を託し
大人は助けを待つつもりなのか。

今年炎上騒ぎを起こした
こちらの記事を思い出して
しまいました。

災害が来た際は、災害後の
復興を担える若い世代こそ
真っ先に逃げて助かって
欲しいと思います。

お昼からは新しいお客様の打合せ。
土地を探して家を建てたいとのこと。

メルマガを読んで長い方はもう
お分かりかと思いますが、
いつもの流れのお話をしました。

あなたは本当に土地を買わないと
いけない状況に身を置いている
人なのでしょうか?と。

親や祖父母、親戚が持っている
空き家であったり、10年もすれば
空き家になる家の候補が身近にあり、
放っておくと数十年後に自分が相続を
することになりそうだという状況でも
土地を購入するという選択肢を取る。

今まではそれでも良かったかもしれない。
しかし、縮小していく社会では、
自分が管理する不動産というのは、
どんどん増えて行きがち。

そしてその不動産というのが、
重荷になるリスクがある。

空き家問題と言えば、今の日本では
ホットな社会問題です。

地方に相続する可能性のある不動産を
残したまま都会に出て、新たな不動産を
購入したけど、親が亡くなって相続を
したら、その空き家の管理が凄く大変だし
売ろうにも片付けないと売れない。

田舎の具合にもよるけども、
更地にして土地を売って、仲介手数料を
払ったら手元にはお金が残るどころか
100万円単位の負債が残ったみたいな事も
よく聞く話になってきました。

じゃあ、毎年数万円の固定資産税を
払い続けて先延ばしにした方が、
いいじゃないかと思っていたら、
↓     ↓
%url1%{https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001589993.pdf}

管理不足の空き家に認定されてしまい
土地の固定資産税が元の6倍に。

そういうリスクが、相続をする
可能性のある土地建物ぶんだけ
存在するのが、今の20代30代。

土地を買う前には必ず自分が
40年後に管理しているであろう
不動産がどの程度あるのかを
確認してほしい。

出来れば固定資産税の金額も
把握しておいてほしいし、
家が建っている土地の税金は
6倍になったとして、
計算しておいてほしいです。

毎年その金額を払えるのか。
払えない場合は売れるのか。

数十年後に売れるかどうかを
調べるためには、その市町村の
マスタープランを見てほしい。

ほぼ全国どこの市町村にも、
マスタープランというものが
存在し、人の居住を促進する
地域とそうじゃない地域の
線引きを行っています。

そうじゃない地域にある土地は
売りたくても売れないという
可能性が出てきます。

真綿で首を絞めるように、
じわじわと固定資産税が
取られていくことになる。

働いているうちはまだいい。
しかし、親が亡くなる時期と
自分が定年退職する時期は
被る可能性があります。

家族の事を考えて老後2000万円
必死で貯めてきたけど、親が
亡くなって空き家を相続したとたん
毎年30万円程の追加出費が
固定資産税として掛かる事に。

どんなに現金を沢山持っている
人であっても、自分の収入が
なくなった後に予期せぬ
定期的な支出が増えたとすると
将来が心配になってきます。

楽しく旅行などに行って
過ごすはずだった老後の
計画は、一気に冷めたものに。

一応90歳までは生きられるはず。
しかし、100歳まではお金が
持ちそうにない。長生きしてしまうと
みんなに迷惑が掛かるかも、、、
って思いながら過ごす老後。
いかがでしょうか?

人は命の危険を感じると
イライラしてきます。

現代社会においてお金は
命を支える大事なものです。

そのお金がどんどん目減りする
様を見ると、やっぱり人は
イライラしてしまいます。

もし、あの時土地を買わずに、
おばあちゃんの土地に家を
建てていたとしたら、
土地のローン代も、買う土地の
固定資産税も、6倍に跳ね上がった
おばあちゃんの土地の税金も、
全部かからなかったんだな、、、

定年して収入が無くなった後に、
お金が無くて後悔してイライラして
不安になりながら過ごす。

相続する可能性のある土地が
あるにも関わらず土地を買う
というのはそういう後悔が
起きるリスクを孕んでいます。

土地を買うなとは言わない。
だけど、土地を買うのであれば、
少なくとも相続する可能性のある
土地建物の固定資産税を
払い続けられるかどうかという
シミュレーションをしてから。

うるさいなぁ、土地を買って
家を建てたいって言ってるんだから
いいから土地を紹介してよ。

って思われるかもしれない。
もちろん私だって、そんな事
聞かずに黙って土地を探した方が
早く仕事につながるので有難い。

でも、それをやってしまうと、
社会が悪くなるんです。

空き家が増えるので町の魅力が
下がってしまいます。

その人が過ごすはずだった余暇や
子ども達が受けるはずだった教育の
原資が建築会社や不動産会社に
流れてしまうんです。

社会は個人の集合体です。
豊かな人生を送る人が社会から
減ってしまうと社会全体も
豊かじゃなくなってしまいます。

私たち建築不動産業界の人間は
もう十分、日本人の財布から
お金を頂きました。

自分たちの目先の売り上げの
事だけじゃなくて、住まい手の
長期的な豊かさを追い求めて
仕事をせねばならないと思う。

地域の住まい手が豊かになり、
地域全体が豊かになれば、
結果的に地域は持続可能になる。

私たち建築会社は地域と共に
生きていく職種になります。

地域の富を食いつぶして、
自分だけが大きくなるような
商売を続けていくと、
母体である地域全体が、
そもそもなくなってしまいます。

何度も言ってますが、
家を建てたいんじゃない。
地域社会が良くなって欲しい。
その為の建築会社の在り方を
模索し続けていきたい。

だから、土地を買うという人には
これでもかと状況を聞き、
将来抱えるリスクを説明します。

もちろん、そのうえで土地を
買われる方もおられます。

家づくりの第一歩目を不動産会社や
建築会社の門を叩くところから
始めるのは普通の事です。

しかし、土地を買うべきなのかという
第ゼロ歩目について、不動産屋さんや
建築屋さんはアドバイスをしない。

そこで、土地を買わないという
選択をされてしまうと、そもそも
飯の種が無くなってしまうから。

だから、その人が将来苦しもうが、
土地を買いたいと言われたら何も言わず
土地を探して売るんです。

それが商売だから仕方ない。

本当に土地を買っていいのかどうかは、
住まい手であるあなたが自分で
調べて判断しなくてはならないという
大きな落とし穴が家づくりには、
残念ながら存在してしまいます。

ここは、くれぐれも
慎重に考えて下さいませ。

#長寿命住宅 #住み継がれる家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー