凰建設の森です。
本日朝イチで福岡に。
今日から福岡の
住宅空調設計講座が
開講します。
なんとエコワークスさん
一社単独での開催。
会社のスケールの違いを
見せつけられますね。
ぜひ社員さんたちには
頑張っていただきたい所。
さて、本日の話題ですが、
住宅を建てるのに、地域性って
関係あるの?というお話。
結論をタイトルで言っちゃってますが
地域性というのはすごく大事です。
講座の中でも、自分が設計する地域の
気象データを作っておくことを
強く推奨しております。
そのデータが空調設計をする時の
ベースになりますので。
日照条件や温湿度、風向きなど
データを作ればわかりますが、
地域が変わるとそれらの値は
全然違うものになります。
そして数字だけじゃない。
そこから見える自然の景色や
地形由来の特殊な風、
昔からの地域の風習、
法律の制限なども違う。
気にするべきハザードも違う。
地質も違う。
土地の広さや価格も違う。
だから、その地域の家は、
その地域で暮らす人が
設計するのが一番いいと、
私は思っています。
地域外の私が設計しても
気象データから色々と
読み解くことはできますが、
住んでいる人しかわからない
事っていっぱいありますから。
岐阜には岐阜の家づくりがある。
福岡には福岡の家づくりがある。
断熱や換気の最適解も違うし
想定される地震力も違う。
稀に、商圏外の建築会社さんを
訪問した時に、そんなやり方は
ダメだみたいなことを言ったりする
実務者さんがおられたりする
みたいなのですが、
(聞いた話なので具体的にはわかりません)
それこそナンセンス。
その昔、青森の菊池さんが、
とある賞に応募した際、
「夏の日射遮蔽をこうすると
もっとよかったのに」
みたいな事を審査員さんから
指摘されて、
「ま、こんなもんですよ」
と呆れていたのを思い出します。
陸奥の夏がどのくらい短いのか、
どのくらい冬に特化させた
家づくりをする必要があるのかを
審査員さんが知っていたとしたら
そんな的外れなアドバイスは
出てこなかった事でしょう。
私もいろんな地域の家づくりの
空調のアドバイスをさせて
いただくことが増えてきましたが
頓珍漢なものにならないように
というのはとても気をつけています。
それでも間違えてしまうことも
あったりします。
弊社の質問箱に質問をいただきますが
地域が分からないと答えられないことも
あったりするんですね。
そして、地域がわからないまま
答えた私の話が間違っている
ということもあり得ます。
地域に馴染んだパッシブデザインの
高性能住宅を建てるのであれば、
ぜひ地域に住み暮らす設計者さんの
アドバイスを尊重していただきたい。
と、私は思います。
ぜひ参考にしていただければと。
