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自分で基礎断熱を設計してみる?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

本日はZOOM打ち合わせの日。
1日で3つのZOOM会議が。

コロナになってから、
本当に遠隔での会議が
増えましたね。

ZOOMは2016年ごろから
有料アカウントで使って
おりますが、すっかり
生活に溶け込んできました。

さて、明日はパッシブハウス
オープンウィークス。

というお祭りイベントを
利用した飲み会になります。

仕入れたワインをセットして
家中にキャンドルを配置して、
明日の夜に備えたいと思います。

心ゆくまでゆっくりお楽しみを
頂ければと思います。

さて、本日の話題は、
お施主様でも無料で使える
面白設計ツールのご紹介。

ここ数年、断熱設計のルールで
一番変わったのが基礎の
線形熱橋算出方法です。

基礎断熱の家の場合、
外周部の立ち上がりや土間から
逃げる熱というのは
無視できない数字になります。

基礎の周長×線熱貫流率で、
基礎から逃げる熱は表されます。

周長が30mで、
線熱貫流率が1.0W/mK
基礎の内外温度差が10℃
という場合は、
30×1×10=300Wの熱が
基礎部分から逃げるという
計算になります。

この線熱貫流率は、詳細に
計算する方法があるのですが、
それを視覚的にとても分かりやすく
計算してくれるツールがあります。
↓     ↓
%url1%{https://ground.app.lowenergy.jp/}

基礎仕様が分かれば、それを
打ち込むことでお施主様でも
自分の家の基礎から逃げる熱を
把握することが可能になります。

何も計算しない場合の線熱貫流率は1.8。
普通に基礎断熱をやってるよ
という建築会社の値は0.5~0.7
弊社の値は0.2~0.3になります。

基礎から逃げる熱というのは
その暖房システムの違いが
家の温熱環境に大きく影響します。

基礎断熱で壁掛けエアコンの場合、
基礎空間の温度は17℃程度。
外気が5℃なら温度差は12℃。

30m×12℃×0.6だと216Wの
熱が逃げるみたいな感じです。

それが、床下エアコンなどの
床下空間が30℃くらいになる
暖房システムの場合だと
温度差は25℃程度つく事に。

30m×25℃×0.6で450Wの
熱が基礎から逃げていく。

2.2kWの床下エアコンを
使っていたとすると、
1/5は基礎から外に熱が
逃げて行ってしまいます。

床下熱源方式を使うなら、
基礎の断熱こそ手厚く。

基本的に、申請上の性能計算には
床下エアコンなんて考慮されてない。

だから、基礎断熱の性能が
良かろうが悪かろうが、
気にしていない設計者は多い。

でも、床下エアコンを採用するなら
物理的にはものすごく影響します。

基礎の断熱構成はどのように
するのが最もコスパ良く
高性能化が出来るのか。

是非、住まい手さんの立場でも、
いじって遊んでみてください。

床下エアコンを採用するなら
0.3以下ぐらいにしておきたい。
床下エアコンじゃないなら、
0.5程度でもまあ、いいかな。

そんなところが目安かと。

さて、明日のパッシブハウス
オープンウィークス、
楽しみですね。

皆様にお会いできることを
楽しみにしております。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー