凰建設の森です。
昨日、生まれて初めて
行ってきた人間ドッグの
結果が出てきました。
まだ、お酒を控えようという
気にはならない数字ですが、
運動はもっとしなきゃな、、
という気にさせられる結果。
いつまでも美味しくお酒を
飲めるように健康にも
気を遣えたらと思います。
明日から、3日間お出かけ。
講座やらお勉強やらです。
少しゆっくりできるのは
今日までになります。
さて、本日の話題は、
家づくりを成功させる
秘訣になります。
この秘訣は非常に簡単。
誰でも出来ることになります。
お金もかかりません。
だから、是非これから家づくりを
する人は実践してみてほしいです。
むしろ家づくりに限らず、
どんな買い物でも使えます。
それが「時間を掛ける事」
プロがプロの物を買うBtoBの
取引と違って、家づくりは、
素人がプロから商品を受け取る
BtoCの買い物になります。
また、あらゆる個人の買い物の
中で最も高額と言っても
良い買い物になるんですね。
BtoCの買い物は、高額になるほど
顧客と売り手の情報の非対称性が
大きくなる傾向になります。
持っている知識の格差が広がるほど
買い手の方が不利になりやすい。
多分、あなたは3歳の子どもを
騙そうと思ったらいくらでも
騙すことが出来ると思います。
なぜなら、あなたと比べて、
3歳の子どもというのは、
圧倒的に知識も経験も無いから。
それと同じ理屈で
売り手と買い手の知識や経験の
差が広がると、嘘をついたり
騙したりというのは、容易になる。
だから、住宅建築においては、
いつまでたっても騙される人が
後を絶ちません。
高額なものだし、しっかり
やって貰えるはずだ。
と住まい手が思っていたとしても、
供給側がそういう姿勢だとは
限らないんですね。
家づくりを成功させようと思ったら
この情報格差を埋めない事には、
なんともなりません。
3歳児だと、知らない人に
付いてっちゃダメ、くらいの
事しか教えてあげられないけど、
それが10歳15歳になると
もう少し複雑な大人の
手練手管も教えられる。
住宅建築の事も、
時間を掛けて調べれば、
色々と分かっていくものです。
家づくりをしていると、
Aは良くてBはダメ、
と言う人がいると思えば
Bが良くてAはダメ、
って言う人もいます。
ええ?全然正反対の事を
言っている会社があるけど、
実際のところどうなの?
って思った経験は、家づくりを
考え始めた人であればあるはず。
しかも、同じ住宅展示場の
中に入っている会社同士で、
違う事を言っているんだから、
なんだこの業界?ってなります。
金額が大きな分覚えることが
多すぎるのが住宅建築という
買い物になります。
少なくない人が、覚えるべき
知識の多さにたじろいだかと。
そこで人は分かれる。
よく分からんから,えいやで決める人。
とにかく勉強をし続ける人。
えいやで決めた人でも全員が
失敗をするわけではありませんが、
建築会社からすると、勉強を
していない分騙しやすいんです。
沢山勉強をしてきた人だと、
建築会社は下手な事を言えない。
AでもBでもどちらでもいい事を、
もっともそうな理由を付けて、
自分のやり易い方に持っていくのも
見破られるかもしれないし。
あなたの仕事でも、顧客が詳しい
人だと、少しぴりっとしますよね。
依頼先が同じであっても、
自分が勉強することによって、
相手はちょっと緊張感を持って
自分に接してくれるようになります。
だから、家づくりは時間を掛ける。
時間を掛けた分自分の知識が深まる。
建築会社や建物を見る目が養われる。
設計士さんや監督さん、大工さんの
言っていることが分かると家づくりは
もっと面白くなる。
一生のうちで家づくりなんて
一回しかできないんですよ?
知識があった方が楽しめるに
決まっているじゃないですか。
世の中、お金を払えば楽しい事が
増えると思っている人もいますが、
それは低いレベルでのお話です。
趣味の世界でも仕事の世界でも、
自分の知識や技術が、掛けるお金に
比例して向上していく所というのが、
最も楽しい部分になるんですね。
人は、世界で一番好きなのは自分です。
その自分が成長していく様子というのは
何よりも見ていて楽しいものです。
極めても極めてもまだまだ奥が
深いのが家づくりになります。
何十年家を作り続けてきたって、
全く仕事に飽きないのが住宅関係の
仕事になります。
私ですら全然飽きないんですから、
住まい手の立場の人が飽きちゃう
なんてことはありません。
もし飽きちゃったら?
それは僥倖、家づくりを
しなくたって済むんです。
家に使うはずだったお金を
もっと興味のある分野に
使う事が出来ると分かった。
家を諦めた代わりに他の物
ってなると、普通の日本人なら
買えないものは無いと
言ってもいいくらい。
これだけ住宅が余っている
世の中ですから、あなたが、
家を建てないという選択を
することはむしろ空き家問題という
社会問題の解決に寄与する選択。
家を建てる事を諦めるのは、
何ら恥じる事ではありません。
むしろ不勉強なままどうしようもない
家を建てちゃう方があなたにも社会にも
悪影響になってしまいます。
家が余って社会問題だって
言われているのに、
まだまだ着工棟数を伸ばそうとか、
着工棟数が多い方が凄いとか、
そういう価値観を持った人は、
いっぱいいます。
建築会社としては、そういう価値観が
世の中に広がることは有難い。
みんな家を建ててくれるから。
だけど、住まい手の立場の人が
みんなその価値観だと、日本人は
住宅ローンの為だけに生きることになる。
国全体としてはマイナスなんです。
だから時間を掛けた結果、
家、建てなくてもよくね?
とあなたが思ったら、それはそれで、
日本全体にとっては成功。
沢山時間をかけてくださいませ。
そして最後に一つだけ注意事項。
人は勉強をし始めると、だんだん
調子に乗りやすくなります。
裾野が広い家づくりの知識の中で
部分的にあなたの方がプロよりも
詳しい事が出てくるかもしれません。
「マニアックなお客様お断り」
を掲げられる建築会社もあります。
なぜ、そうなってしまうかというと、
ごく狭い範囲の僅かな事柄でも、
自分の知識がプロを上回った場面が
生まれた時に、途端にプロへの
敬意が無くなってしまったりする
人が居たりするからなんですね。
(そういう会社さんがお断りを
してくれるから弊社の仕事が
あるので、助かってはおりますが)
知識はみんなを幸せにするためのもの。
知識をかさに、誰かを見下したり、
人を悪く言うためのものではありません。
もし、自分の知識がプロを上回るシーンが
出てきたとしたら、そのプロがどの程度の
知識量があるのかを推し量れるレベルまで、
自分が成長したことだけを喜べばいい。
そのプロが得意な部分を沢山発揮してもらい、
足らざる部分は自分でも補ってみる。
すると、更に良い家づくりが出来ます。
私も過去にそういうお施主様に育てて
いただき、今があるんですね。
特に20代の駆け出し設計士だった頃。
今振り返っても有難いなと思います。
いかがでしょうか?
ここまで読んでいただいた方、
大変お疲れさまでした。
でも、家づくり成功の秘訣、
なんとなく分かっていただけたかと
思いますし、なんだか家づくりが
成功しそうな気持になってきません?
そうなって頂けたのであれば、
何よりかと思います。
