凰建設の森です。
本日は新築のご相談。
今日~明後日まで、
GWでお休みという方も
多いと思います。
平日でのご来社、助かります。
土地を買って家を建てる相談。
いつもお話するあの話を、
危うくし忘れるところでした。
たぶん他の建築会社さんでは
絶対出てこないと思いますが、
ご夫婦で相続する可能性のある
土地建物はどのくらいありますか?
将来その土地建物をどうするかを
決めておられますか?
になります。
実家の土地建物を相続して、
管理をすることになるのは、
自分も仕事が定年になり、
収入が途絶えたくらいの時期に
なりがちです。
自分で建てた家の管理も
大変になってくる時期に、
実家の土地建物の管理まで
することになると、
経済的にも精神的にもきつい。
だから、相続する可能性のある
土地建物がどのくらいあるのか、
お節介ではありますが、それを
必ず聞くようにしております。
たまにいらっしゃいます。
よくよく調べてみたら、
5軒くらいの家を相続する
事になりそうだという人。
それがいい感じの資産として
お金を生んでくれるものなら
何も心配いりませんが、
残念ながらそういうのは稀。
殆どが自分にとっては負債となる。
これから先、空き家の固定資産税は
上がる一方になりますので、
沢山の空き家を管理する人は、
大きな負担を強いられます。
家を建てる際には、
自分は家を建てても一生涯
お金に困らずに過ごせるか
という事を考えるかと。
老後の資金シミュレートの中に、
相続する土地建物の固定資産税や
管理に要するお金を見込んでいる
というケースは非常に少ない。
今ですら、60代以上の方は、
実家の管理問題で大変。
今20代30代の方がその年齢に
なるころにはもっと大変になる。
だから土地を買う前には、
その点をクリアにしておいてほしい。
建築会社は困りません。
家を建てる人が増えれば嬉しい。
困るのは、他ならぬあなた。
そんな事を心配してくれる
建築会社はありませんので、
自分で考えておかねばなりません。
土地建物を相続したら、
売るとか解体するとか
考えなくてはならない。
売れれば御の字。
解体は大変。
家屋の解体費は年々上がっている。
10年前は150万円くらい。
今は250万~300万円くらい。
2000年以降の、地盤改良を
施した家の解体が始まる、
2040年代以降は、杭の撤去費用が
掛かるようになりますので、
住宅の解体費はもっと上がります。
家なんか自分の代で終わり。
解体費用を残して死んでいくわ。
って思っている人もいるかと
思いますが、少なくとも500万円は
残して死んでいかないと迷惑になる。
そういう時代がやってきます。
空き家問題が声高に叫ばれつつ、
空き家予備軍である新築住宅を
建てるための助成金は減らない。
空き家問題の特効薬である、
中古住宅のリノベは、
建築会社がやりたがらないので
遅々として進まない。
そういう社会のしわ寄せは、
若い世代にどんどんやってくる。
家を建てるのは幸せになるためです。
その家が原因で不幸になったら
本末転倒です。
土地を買って家を建てようとしている方、
ほんとうにあなたは土地を買っても
大丈夫なのか、どうぞよくよく
お考えいただければと。
