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リノベにも本物と紛い物が

長く住める家

凰建設の森です。

本日は建て方。
奇跡的な梅雨の晴れ間。

よほどお施主様の日頃の
行いが良いのかなと。

昨日がたっぷりの雨なので
晴れに加えて湿度が高い。

1日に数リットルの水分を
摂っても、一度もトイレに
行かないで終わってしまう。
みたいなこともよくある。

全部汗で出ちゃうんですね。
そしてこれから中古リノベの
相談になります。

既存住宅のリノベを
事業としてやり始めている
会社は多いです。

しかし、リノベを一回こっきりの
その場しのぎリノベじゃなくて、
今後100年使い続けられる仕様に
している業者さんは少ない。

新築での長期優良住宅の認定は
1年間に11万件ほどあります。
着工が80万件ありますので、
新築の約14%が長期優良住宅。

これも低いんですけどね。

対してリノベは年間200件前後。

着工総数の分母はリノベの場合
きちんと統計を取ることがしにくい。

でも、日本全国の統計が年間200なのは
あまりにも少ないと言ってもいい。

リノベの場合、先ほども言ったけど、
次がないリノベであることも多い。

今の段階でその工事をやっちゃうと、
この家は次のリノベの機会を得ることなく
解体していくしかないよなぁ。

というものになります。

耐震、断熱、耐久性向上、
その3つを手がけることなく、
表面だけリノベをすると、
他の地域で大きな地震がくる度に
この家大丈夫かなぁと思いながら
過ごすことになりますし、
断熱をしなかったツケは
夏や冬がくる度に感じることになる。
人生100年時代が来ています。

60代70代でリノベをすると、
死ぬまでOKみたいな気分に
なったりもしますが、
細かな設備の更新や内外装の
メンテなどは、人生を卒業する
までに、まだ何度かやることに。

そして、そのリノベをした家は
自分が住まなくなった後に
どうなる予定なのか。

自分がいなくなった後、
家は誰かが引き継ぎます。

その誰かにあなたの家は、
歓迎されるものなのか。
それとも迷惑をかけるのか。

耐震や断熱、メンテのし易い
家というのは、その家が
解体されるまでその効果は
持続していきます。

しかし、設備は20年も経てば
全部賞味期限切れです。

内外装だって一生物じゃない。
立派な大理石の内装の裏側に
更新が必要な設備や配線配管が
あったとしたら、その大理石は
設備の寿命に合わせて壊される。

そういう手間のかかる面倒な
事を考えると大変だから、
リノベだと長期優良住宅を取らない。

という建築会社が殆どです。
耐震やったふり、
断熱やったふり、
耐久性向上やったふり。

もちろん予算の制約もある。
だけど、2000万円以上かけて
リノベを行うのであれば、
やっぱり長期優良住宅の
認定をとった方がいいと思う。

昨年で169戸。
これがどれだけ増えていくか。
長期優良住宅じゃない新築が
年間70万戸もできている。

これをリカバリするのは、
非常に困難な道です。

どうぞ、リノベをやるのなら
未来に誇れる工事にしていただければと。

#長寿命住宅 #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー