これまでお届けしてきたお役立ち情報や業界のリアルなお話を振返りでご覧いただけます。最新のメールマガジンは申込後に購読が可能です。

広すぎて後悔

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日はほぼ一日事務所。
PC環境の整備に追われて
終わった感じがします。

いつも持ち歩いているPC、
そしてgoogleドライブの
容量が9割を超えた。

理由は簡単。撮りためた
動画をそのままに
してあったからです。

YouTubeにアップ済みの
物を消したり新たに
YouTubeにアップしたり。

主に空調講座関連の動画に
なりますので、ほぼ、
限定公開の動画ですが。

なんとかそれぞれに3割ずつの
余裕を作って終了。

5年ほど前は、パソコンの
HDDなんてこれ以上
使い切れるわけないじゃん
って思っておりましたが、
動画を触り始めてから、
いつもアップアップな状況。

そりゃあ、世の中に
データセンターが
でき続ける訳ですね。

さて、本日の話題は統計から。
世の中の高齢化率は29.1%
65歳以上のいる世帯は、
全体の半分にも上ります。

そんな日本の高齢社会白書が
公開されております。

今回は、特集として、
高齢者の住宅と生活環境を
めぐる動向についてという
トピックが公表されております
↓     ↓
%url1%{https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s3s_03.pdf}

その中で、住宅の問題点に
関する意識調査が興味深い。

持ち家に居住している人の
問題点の中でも、
住宅が広すぎる事や
部屋数が多すぎる事、
防災、防犯面の不満は、
賃貸住宅に住んでいる人に
比べて大きく上回るとの事。

家が広すぎると回答した
人の割合は戸建ての方が
賃貸の10倍以上になる。

逆に賃貸の方で、
狭すぎて不満というのが
戸建ての人よりも多いですが
10倍も差が付いてはいない。

これは、賃貸派/戸建派の
論争の一つでもありますね。

戸建て住宅を建てる時期は、
子育て世代真っ最中。

昔から当たり前のように、
子ども部屋が作られた。

その時はいいでしょう。
でも、子ども達が大きくなったら
その部屋、何の価値も無い空間。

むしろ不満の種になってしまう。
賃貸であれば、子ども達が
独立した時点で小さな家に
住みかえれば良いので、
そういう事は起きにくい。

もしくは、経済的な理由で
子ども部屋のある賃貸に
住めなかったけど老後は
丁度いいみたいな感じでしょうか。

今、日本中に建っている
家は4LDK、5LDKなど、
部屋数を沢山取ることを
主眼に作られました。

特に建売。
私が現場監督として、
4棟建てさせていただいた
建売住宅は、30坪で5LDK。

4LDKよりも客付がいいから
という事で色々無理して、
部屋を確保しています。

それが20年前の話です。
その時に家を買っていただいた
方が丁度、60歳くらいの
年齢になっておりますが、
果たしてうまく家を
使えているのかどうかは
分かりません。

常々言っていますが、
あなたが家を建てる際、
最も長い間家を使うのは、
老後に夫婦二人だけに
なったタイミングです。

出来れば、そのタイミングで、
最も使いやすい家にした方がいい。
子ども達は、巣立つまでの間、
居候をさせてあげるくらいの
イメージにしておいた方がいい。

あなたの趣味の部屋が欲しいなら
そちらを優先させていいと思う。
子ども達が個室が欲しいと言ったら、
出て行く時には物を片付けて、
この部屋を返してねと言って
部屋を貸してあげるんです。

賃貸住宅だったら、部屋の中に
荷物を置きっぱなしで退去なんて
あり得ない。実家だって同じ。

そうやって、実家に物を置きっぱなしで
片付けないというのが文化に
なってしまったのが今の日本。

巣立った子供たちの使わない
荷物を置く為だけの部屋が量産され
あまつさえ「広すぎる」というのが
不満としてあげられる始末。

こんなのが続いて行ったら、
社会が破綻するのなんて、
誰が考えても分かります。

だけど、自分も実家に物を
おきっぱなしにしたまま、
将来同じことになるであろう
子ども部屋をまた新築で作る。

というのが日本全国で
繰り返されています。

もし、子ども部屋を作るなら、
新居完成と同時に実家の荷物を
全部子ども部屋に持ってこなきゃ。

子ども達が部屋を使いたいって
言い始めたら、じゃあお父さん
お母さんの部屋を貸してあげるから
一緒にお父さんお母さんの荷物を
どこに置いておくか考えよう。

みたいな事をやって、子ども達が
将来出て行く時には、また
お父さんお母さんの部屋に戻すから
あなた達の物は全部片づけてね。

自分たちの荷物が置きたければ、
自分たちの部屋のある家を
建てるなり借りるなりしなさい。

って子ども達に言う。
これなら、まだサステナブル。

60歳を超えると、もう新しい
住環境に身を置くという事を
考える人は少なくなってくる。

30代40代で家を建てるなら、
より、60代以降に最適な
家を考えておいた方がいい。

30代40代は、家になんて
殆どいません。だけど、
60代以降は日がな一日、
家にいたりするんですね。

その時に、良い家だなあ
って言える家を建てておく。

子育てに仕事に、色々
忙しい事は重々分かる。
だけど、今の事だけを
考えた家づくりというのは
良かったと言える時期が
とても短い可能性があります。

60代以降の住環境は、
人生の幸福度に直結。

どうぞ、将来の事を考えた
家づくりを行ってくださいませ。

#災害に強い家

登録特典として、小冊子をpdfでプレゼント
+知って得するメルマガを毎日配信

メルマガ

メルマガに登録する

この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

Xアイコン facebookアイコン Instagramアイコン

国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー