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壁体内結露は発見できるか?

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

弊社、今日からお仕事。
9日間の夏休みでした。

8月は1/3がお休みです。
働き方改革ですねぇ。

さて、本日の話題は、
質問箱からです。
↓     ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/23c3ca7d-6b6d-4c44-ba1b-d25f96fa4751/completed}

壁体内の結露を
発見する方法が
あるのかどうか?

ですね。

これ、非常に難しい。
夏の間、濡れ続けた
壁の中に気づけるのは、
その水分がカビなどを
呼んで、表面の仕上げに
異変が起きてからです。

夏型の場合は外壁側で、
冬型の場合は室内側で、
それぞれ仕上げに異変が
起きることになります。

冬型の場合は壁紙に
カビが浮いてきたり、
家の中にかび臭い匂いが
してきたりという感じで
気づいたりすることがある。

そして、外壁の場合、
板張りやサイディング、
塗り壁などの素材なら
比較的早めに異変が起きるけど、
ガルバリウムやタイルといった
表面が強い素材の場合、
気づかずに終わるという事も
あり得てしまいます。

毎年の夏に少しずつ構造が
やられていき、何年か、
何十年か経った後の地震で
予想外の壊れ方をして初めて
壁体内結露で構造が傷んで
いたことが分かったり。

10年前、夏型結露で
困っているという人は
そんなにいませんでした。

しかし、今現在、
私が知るだけでも数件、
夏型結露が原因で、
建築会社と施主で、
大きなトラブルになっている
例があります。

夏型結露が起きても、
生活に不便は起きません。

しかし、毎年夏になると、
ほんの少しずつ、家が
カビに蝕まれていきます。

想像すると気持ち悪いですよね。

そして、日本の法律の場合、
夏型でも冬型でも、結露は
瑕疵の対象にはなりません。

裁判で争ったとしても、
施主サイドは結露では
勝てないという事です。

建築会社側は、逃げようと思えば
逃げられてしまいますが
悪評が立つのが嫌だから、
対応をしているだけです。

気づくのが新築してから数年後
という例も多いので、
最小限の対応で済ませようとする
建築会社と、外壁を全部めくって
対応してほしい施主。

なかなか決着しないんですね。

小屋裏空調室などを計画する
場合は特に、設計者さんに対して
夏型結露対策をどうしているか
確認した方が良いと思います。

どうぞお気をつけて。

#災害に強い家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー