凰建設の森です。
本日は主に事務所仕事。
合間に子どもの個人懇談に。
空調設計ツールの見直しを
最近進めておりまして、
色んなものがバージョンアップ
しております。
さて、本日の話題は、
最近ニュースでも騒がれている
あの建築家さんの建物について。
岐阜市民が大好きな伊東豊雄さん、、、
ではなくってこちらの方ですね。
↓ ↓
%url1%{https://youtu.be/Iyeam7kS7i0?si=eqRPtaxFDRQ55oIL}
今、日本では最も有名な
建築家さんだと言っても
過言ではないかと思います。
木を使った大規模建築と言えば
こちらの方だと思います。
昔から言われていた事では
ありますが、木材を屋外に
防露する使い方はよくない。
特に垂直面ではなくて
水平面に防露するなんて、
あっという間に痛む。
勿論垂直面でも雨や紫外線が
日常的に当たるなら痛みます。
そんな使い方するやつ
おらんやろ~
って思うかもしれませんが、
いえいえそんなことはありません。
ウッドデッキを雨ざらしで作る
って、比較的よくやりますよね。
私が設計する家でも、
雨ざらしのウッドデッキ、あります。
恐らく、他の建築会社さんの施工事例でも
このウッドデッキ、雨ざらしだよね?
っていうのはよく見かけるかと思います。
隈さんのあれはダメでウッドデッキは
いいの?という話なんですが、
残念ながらウッドデッキでも、
同じ様に痛んでいきます。
私の妹の家があるのですが、
2019年に完成したその家の
ウッドデッキは、ヒノキ材で
父と義弟がDIYで作った物です。
特に耐久性を上げる工夫は
しないで作ったと思います。
そのデッキはほぼ雨ざらし。
で、5年が経過した現在は、
「ここ、乗っても大丈夫かな?」
という部分がちらほらある。
材料の太さなど、耐久性に
影響する要素はいっぱいありますが、
国産の針葉樹材で作った、
屋根のない雨ざらしの
ウッドデッキは、5~10年が寿命。
というのが目安だと思います。
ちなみに雨が当たらないだけで
耐久性は全然変わってきます。
同じ桧のデッキ(縁側)でも、
我が家のこちらは17年間
塗装も何も無しですが、
特に痛んだりというのはありません
↓ ↓
%url2%{https://youtu.be/GpPjitcKi34?si=uCR7XyLxamJipQip&t=326}
※ちらっと映ります
マメに塗りなおしたり、
高圧洗浄で腐朽菌を
吹き飛ばしたりという工夫を
すればもう少し長持ちすると
思いますが、、、
木材の間隙に樹脂やガラスを
浸透させて長寿命化する技術が
ありますが、それでも野ざらしの
木材ですと、最初に紹介した
建築物の例みたいになってしまう。
この例でも、住宅でも、問題なのは
住宅の設計者が正しく耐久年数を
伝えていない場合があるという事。
こういう材料をこういう使い方すると
このくらいのスパンでメンテが必要。
メンテをしないなら耐久年数はこのくらい。
って、しっかり伝えている設計者さんは
あまり多くありません。
かくいう私も、お施主様の心に
フックが掛かるように伝えてなくて
将来的に怒られるという事は、
あるかなと思います。
この巨匠を責める声も多いです。
それは同業の設計者さんからも。
しかし、人のふり見て我がふり直せ
でして、私も自分の作る家で、
デッキの一部が雨ざらしになる
設計などはあり得ますので、
将来的に「お前も隈じゃねえか」
と怒られないように気を付けねば。
つくり手も住まい手も、
ぜひ気を付けていきましょう。
