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【日刊】だから直さない。

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日から仕事始め、
という方も多いかと思います。
今年は多くの会社で9連休。

英気を養えた分、休み明けは
頑張れそうですね。

弊社、明後日より通常営業です。
どうぞよろしくお願いいたします。

クリスマス前から入院していた
子どもが、今日退院できるか?
という希望を抱いていたのですが、
残念ながら退院は延期に。

休みは長いですが心は休まらず。
なかなか思う様に行きませんね。
今年は自分と家族の健康に気を付けて
過ごしたいと思います。

さて、本日の話題は、耐震改修。
能登半島地震から1年が過ぎ、
被災地の能登では随分と地震に
対する対策が進んでいる、、、

かと思いきや、そうではない。https://www.s-housing.jp/archives/374314

耐震改修が必要な4200軒のうち、
ここ数年で改修がなされたのは
僅か28軒になります。

なぜ直さないのか。
直したって意味がないから。

なぜ意味がないのか。
この家は自分と共に死ぬから。

なぜ自分と共に死ぬのか。
誰も住みたいと思わない家だから。

誰も住みたいと思わないのはなぜか。
過疎地だから住宅の需要が無い?

輪島と珠洲で合わせて年間に50棟程度の
新築住宅が建てられています。

住宅の需要はゼロじゃない。
その家に何の価値も無いから
誰も欲しがらないので直されない。
という事になります。

誰だって安く済むならそうしたい。
それは住宅でも他の買い物でもそう。

中古住宅の方がはるかに安く納まり、
新築とさほど変わらない暮らしが
できるのであれば、中古住宅で
充分じゃないかと思えるはず。

実際、日本以外の先進国はみんなそう。
日本だって80年前はそうでした。

住宅不足を解消するための、
新築奨励政策は必要悪でしたが
安かろう悪かろうを国中に
ばら撒き続けた国と住宅業界の
責任は重いと思います。

誰も住まない住宅というのは、
巨大なゴミです。
片付けるのにも数百万円の
お金が掛かるゴミになります。

3千万円で作った家を
30年程度しか住まずに
3百万円掛けて捨てる。

そこには何の資産も残らない。

例え1億円掛けて建てた家でも、
50年先でも1億円で売れれば、
その1億円というのは捨て金じゃない。https://youtu.be/TQfbnCwcVc8?si=S7xFAIrxhW2i2wCw&t=768

管理するお金はかかるけど、
家賃を払うよりはずっと安い。

1億円の豪邸を充分に堪能し、
同じ金額で売れるなら、
住宅を建てるならどれだけお金を
かけたって惜しくは無いですよね。

価値が無いから直さない。
安く作るからすぐ価値がなくなる。
この悪循環が80年も続いてきた。
すっかり常識となった家への価値観を
改めるのは大変な事です。

恐らく数十年かかると思う。
でも、あなたがこれから建てる家は
数十年の間はちゃんと使われる。

あなたがしっかりした家を建てるか
それとも今の常識通りの家を建てるか
それであなたの家の未来は大きく変わる。

あなたが数十年後に、輪島や珠洲の
お年寄りと同じ様に、この家は自分と
一緒に死んでいくからこれ以上お金はかけない
って判断するのか、それとも
この家はお金を掛ければしっかりと
後世の資産となるから、痛まないように
しっかり管理しようと思うのか。

あなたと一緒に死んでいくゴミの家に
してしまうのであれば、残された人が
解体費用が掛かります。

あなたが亡くなった後に資産として
活用できる家なのであれば、残された人の
懐にお金を入れてくれるものになる。

資産の残る家の作り方は既に
ルール化されています。https://www.retpc.jp/chosa/satei-2/

どうぞ、未来のあなたと誰かの為に、
家を建てるのであれば、
きちんと直して住もうと思える
家を建てていただければと思います。

#災害に強い家

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー