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【日刊】お金の心配は尽きない

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

すみません久しぶりの
配信ミスを起こしました。

昨日は新築の打ち合わせが
2軒ほどになりました。

2軒とも主にお金の話です。
家づくりは楽しい。
しかし、お金の部分というのは
つらく苦しいものになります。

自分たちはこの先この金額を
払っていけるのだろうか。

って悩みますからね。

家を建てるのが
30代なら世帯年収の7倍。
40代なら世帯年収の6倍。
50代なら世帯年収の5倍。
だいたいそのくらいが目安。

貯蓄額や援助の額などにも
大きく影響しますので、
自己資金ゼロ、援助ゼロでの
目安だと思ってください。

首都圏だと土地で7000万円
建物で4000万円、計1.1億円。

30代なら1570万円
40代なら1830万円
50代なら2200万円

岐阜だと土地で1500万円
建物で5000万円、計6500万円

30代なら930万円
40代なら1090万円
50代なら1300万円

それが、土地から注文住宅を
検討し始められる世帯の
世帯年収になっていきます。

統計の平均ではもう少し
低い年収からでも注文住宅を
土地から購入されていますが、
私はもう少し余裕を見て、
資金計画をした方がいいと思います。

だって、昨年度住宅ローンを
組んだ人のうち、6割程度が
ローンが苦しいって回答を
しているんです。

平均よりも少しゆとりを持った
返済プランじゃないと、
いよいよ住宅だけの為に
生きていく事になります。

となると、日本全国どこで
家を建てようが、1馬力で
稼ぐ世帯が家を建てるというのは
非常に厳しいのが実情です。

弊社のお施主様でも、1馬力で
家を建てられる方は1割程度。

殆どの方がご夫婦共働きで
住宅ローンに立ち向かいます。

ちなみに住宅ローンの審査は
落ちたらどうしようと心配を
する人が殆どですが、融資を
断られる割合としては1割程度。

9割以上の人はすんなり融資を
受けることができますので、
あまり心配しなくても良いです。

住宅ローンを組もうとしている
人のうち、銀行から止められるくらい
厳しいローンを組もうとしている人が1割。

組んではみたものの、これ厳しいな
と感じている人が6割。

余裕をもって返している人の割合が
4割という事になりますね。

今後ますます住宅が高価格化
していく事になりますので、
厳しいなと思う人や組めない
という人の割合は増えていきます。

ありていに言えば、一握りの
お金持ちしか家は建てられなくなる。

しかし、長い目で見ると、
そして日本国民全体の事を
考えると、その方がいい。

後世の人が、どんな中古住宅を
選んでも安心して住める。

そんな家しか残っていない社会が
来た方がみんなが幸せになります。

それはもう避けられない未来。
だけどそんなことを言うと顰蹙を買うので
国も実務者も怖くて言えません。

住まい手も作り手も、そういう
大きな流れを見越して動いていかねば
社会に取り残されていきます。

生き残るのは強いものではなく
環境の変化に適応できたものです。

家づくりを失敗したら、
「良い勉強になった」では済まず
一生引きずる後悔を得ることになる。

主にお金の面で引きずるんですね。
どうぞ、資金計画は慎重に
勧めていただければと思います。

#本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー