家づくり用語集

DICTIONARY家づくり用語集

家づくりに関する専門用語を集めました。

壁量計算

【読み方】へきりょうけいさん

住宅設計の際に、基準の壁量を満たしているか計算すること。
建物にかかる水平力に対して必要な耐力壁の量を満たしているかどうか調べる。地震力には床面積に応じて、風圧力には見付面積に応じて必要な壁量が決まる。

BELS

【読み方】ベルス

Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略。
建築物省エネルギー性能表示制度のこと。定められた計算方法に則って算出した一次エネルギー消費量をもとに、省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示する。

HEMS

【読み方】ヘムス

Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略。
家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのこと。家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」することで節電意識を高める。また、家電機器のエネルギーをコントロールし、「自動制御」できるものもある。

パッシブデザイン

【読み方】ぱっしぶでざいん

建築の設計手法の一つで、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、快適な室内環境をつくりだす手法。
例えば軒の出を工夫するとか窓の形状、位置を計算して配置するなど、自然を利用した設計のこと。

防火木材

【読み方】ぼうかもくざい

木材に難燃剤を加圧注入・塗布して、難燃処理を施したもの。
防火戸の材料として認められている。

避難設備

【読み方】ひなんせつび

火災発生の際、避難するために用いられる用具のこと。
滑り台や避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋、誘導灯、誘導標識などがあげられる。

防火設備

【読み方】ぼうかせつび

火炎を遮る設備のこと。 隣地境界線や道路側に面して設けられた開口部(玄関や勝手口、窓等)を遮るかたちで設置された、外壁や袖壁、塀なども防火設備の一つとしてみなされる。

防火性能

【読み方】ぼうかせいのう

建物の周囲で火災などが発生した場合に、その火災を抑制するために外壁や軒裏などに求められる性能のこと。
外壁・耐力壁に火熱が加えられても、加熱開始から30分間、外壁に構造耐力上支障のある変形や溶融、破壊、その他の損傷が生じないことがあげられる。
また外壁や軒裏に加熱が加えられても、加熱開始から30分間、加熱部分やその周辺部分の温度が可燃物燃焼温度以上に上昇しないこと、などがあげられる。

ホームセキュリティ

【読み方】ほーむせきゅりてぃ

火災やガス漏れ、盗難などから住まいを守る防犯システムのこと。
住宅内に取り付けたセンサーが異常を感知すると、警報を鳴らしたり、あらかじめ契約している警備会社などへ通報する仕組みが一般的。

防火地域・準防火地域

【読み方】ぼうかちいき・じゅんぼうかちいき

防火を目的として指定される地域で、建物の規模や構造、さらに屋根、外壁などの材料が厳しく制限される。
また、防火地域内では住宅でも耐火構造や準耐火構造とすることが必要となり、準防火地域内では、外壁または軒裏などの延焼の恐れのある部分はすべて防火構造とすることが義務付けられている。