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これを無意味と断言するのもまた無意味

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日は土地探しデー
梅雨の時期には梅雨に文句を
行ってきましたが、明けたら
明けたで「暑い」と文句を。

人間はなんて身勝手でしょうか。
と、わが身を振り返ります。

すみません、文句ばかりで。

さて、本日はエコについてです。

キャンドルナイト
というイベントがあります。

電気を消してロウソクを
灯して過ごそうというイベント。

電気はCO2を排出する。
ローソクはCO2を排出しない??

とんでもない、ローソクは、
それ自体が炭素の塊です。

ローソクを灯すとCO2は出るんです。

じゃあ、電気を付けるよりも
CO2排出量は少ないか?

今、主流になっているLED照明。
60W電球相当の物で
800ルーメンの明るさ、8Wの
消費電力になります。

8WのLEDを1時間灯すと
4.44gのCO2が発生します。

ちなみに、ルーメンという単位、
これ、1本のローソクが1m先に
届ける事が出来る光の量から来ています。

え、じゃあ壁付けの60Wの
LEDと同じだけの明るさを出すためには
800本のローソクがいるの?

はい、計算上はそうなります。
ただ、800本のローソクを灯すと、
光源が「面」になりますので、
相乗効果でもっと明るくなります。

この辺で賢い方ならうっすらと結論が
見えてきたかもしれませんが、
現実的な所で、10個のローソクにて
キャンドルナイトをやったとする。

1時間に使う量は大体40g程度です。
ロウソクの成分はその殆どが炭素。
40gのロウが燃えると、CO2は
くっついた炭素の重さも加わり
135g程度、排出されます。
直接の排出に加えて、ロウソクの
製造時に排出される量や、
輸送時に排出される量も加わると、、

なんてこった、電気を使ってたほうが
CO2の排出は少ないだなんて、、

となってしまうわけですね。

では、キャンドルナイトというイベント
これは無意味な物でしょうか。

合理的に考えると無意味です。
ですが、こういうイベントをきっかけに
地球温暖化について考えてみる事
それ自体には意味があります。

その時は是非、これ(ロウソクの灯)
は照明器具に比べて本当にエコか?

という事にも思いを馳せてもらえたら。

キャンドルナイトみたいな、
エコポエム的な物は世の中にいっぱい。

これはエコな行動だと思い込んで、
全くエコじゃない事をやっている、
またはそういうのを売っている人の
なんと多い事か。

合理的に考える事はすごく大事。
だけど、人間は感情の生き物です。

感情に語り掛ける事もまた、
エコを進める上では大事なんです。

ロウソクの炎ってとても美しい。
誕生日のケーキなんかを思い出して
わくわくしたりもしますよね。

だから、キャンドルナイトなんて無意味!
っていう事もまた、無意味な訳ですね。

みんなの気持ちが動く事も大事。

だけど、、、こういうのを
「エコ」を謳って開催するのは
主催者の「エゴ」以外の何物でもない。
↓     ↓
%url1%{https://candle-night.tokyo/}

これは断じてエコイベントなどではなく、
そういう集客イベントなだけです。

#未来コストを考える #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー