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そういう仕事はしていません

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

インスタライブを始めて以降、
問い合わせが増えてきております。

特に、メルマガ読者からの反応で
多いのは、
もっときつい言い方をする人だと
思っていましたというもの。

すみません、文章がきついので、
そう思われてしまうのも仕方ない。

あと、電話でお問い合わせを
頂く時に、予算について聞かれます。

実はこの予算についての質問、
全く真剣に答えていません。

坪40万ですという時もあれば、
坪100万ですという時もあります。

だって、坪単価なんていくらでも
操作出来てしまいますから。

住まい手の条件も分からないのに
注文住宅の金額が出せる方がおかしい。

だから、電話で金額を聞いてくる人
まともに相手していません。

高飛車な物言いに聞こえたらすみません。

多分、全国でも自信を持って
家づくりをされておられるこだわりの
注文住宅の会社の方はみんな同じ。

多分、その質問をした時点で、
あなたの事を魅力的なお客様だとは
思わなくなります。

道ですれ違った知らない人に、
「あなた、いくら?」って聞かれたら
多分、「そういう仕事はしてません」
と答えると思います。

同じことです。

「そういう仕事はしていません」

勿論、金額は大事です。だから、
建築会社を決める前に全部出す。

それを実践しています。
全部出すためには住まい手の
色んな要望や条件を聞きます。

結構な量のヒアリングシートを
書いていただいたうえで出します。

条件は話さないけども
さらっと金額教えて?

金額が安ければなんでもいいのなら
多分、うちじゃないほうがいいです。

申し込んでお金を払ってくれないと
いくらかかるか教えませんと
言っている訳ではありません。

どこのだれでどんな家を望んでいるのか
何もわからないのに具体的な金額が
出るわけがないと言っています。

2000万円で建てる事もあれば
6000万円で建てる事もあります。

それが建築という商品です。

問い合わせが増えるのはありがたい。
だけど、お金の問い合わせが多くて
ちょっと辟易しております。

ものすごくこだわっていて
時価表示の多いお寿司屋さんで、
全ての時価商品に「これいくら?」
って聞くのは無粋です。

そのお寿司屋さんは値段を隠したい
というわけではなく、その時々で
最高の物を仕入れて提供したい。

ものすごくいい素材が入ったら
それをお客様に提供したい。

だから時価になるんですね。
定価を設定したら、ものすごくいい
ものがあっても、うちの定価じゃ
出せない。それだとこだわりの
お客様はまた来てくれない。

だから、時価表示が多くなる。
そういう事だと思います。

お金ではなくて、価値を提供したい。
その価値に目を向けてくれるお客さんを
相手にしたいという事です。

拘りの建築会社さんって、
みんなそんな感じですよ。

こういう質問が来るたびに、
自分の情報発信が悪いんだなぁと
ちょっと反省しております。

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー