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どうなるエネルギーコスト?

災害とレジリエンス

凰建設の森です。

本日は午前中資金計画。
お昼からはプランの打合せ。

3連休の中日なので、
なんとなくのんびりした
感じがしますね。

誕生月という事もありますが
冬の終わり、春の始まりである
この季節が一年で一番好きです。

日中のお出かけが楽しい季節。
(花粉症の方、ごめんなさい)

良い休みをお過ごしください。

さて、本日の話題はエネルギー。

ロシア、ウクライナの戦争に加え
日本では地震が起きました。

世界的にエネルギー需給が
不安定になっている中での地震。

東京電力さんも堪りかねて、
電力融通と節電のお願いを
↓     ↓
%url1%{https://www.tepco.co.jp/press/release/2022/1694677_8712.html}

何とか事なきを得たようですが、
日本の電力事情はここ数年、
綱渡りを続けています。

電力インフラを支える業種の
皆さんにおかれましては
心労いかばかりかと、、、

日本は世界最大のガス輸入国
幸い、輸入先としてロシアの
比率が少なかったため、
ヨーロッパのように、
戦争の影響で悲鳴を上げる
という事はありませんが、
それでも影響がゼロではない。

だぶついたロシアのLNGや、
悲鳴を上げる欧州の消費者
虎視眈々と利を狙う米中が
どう動くかによっては、
日本もエネルギー高騰に
巻き込まれる可能性は
十二分にあります。

今は欧州が余分に被害を
被ってくれている状況ですが
すぐにその痛みは平準化され
日本にも影響するはず。

仮に戦争が起きなくったって
エネルギー価格なんてものは
上昇する上昇すると、
散々言われてきたのですから
遅かれ早かれ今のような
状況になることは、何年も
前からお伝えしてきたかと。

家づくりを考える際、
重要なのは長期目線です。

今現在の最適を考える
ではなく、未来の最適を
考えなくてはなりません。

世界的に再生可能エネルギーを
大量導入しようという路線で
足並みを揃えた瞬間に、
エネルギー価格が上昇するのは
見えていたのですから、
将来的にエネルギー価格が
上がる前提で物を考えないと
辻褄は合いません。

家庭用電力料金は震災前は
約20円/kWhでした。
今は約30円/kWhになります。
上がったり下がったりは
ありましたけども、
この10年程で1.5倍です。

年率に直すと4%の上昇率。
弊社の生涯コストシミュレーションでは
エネルギーコストの上昇率を
1.5%と設定しておりますが、
ひょっとしたらそれは
甘い見積なのかもしれません。

2050年のカーボンニュートラルを
撤回するなどしない限りは、
恐らく今後もエネルギー価格は
上昇を続けていくはずです。

未来の子ども達に住める地球を
残すために、今の世代が、何一つ
我慢をしないなんていう事は、
非常に考えにくいと思います。

エネルギー価格上昇に備えるなら
最も効果的な方法は、そもそも
エネルギーを使わなくても良い
暮らしに今からしておく事。

エネルギーコストが0なら、
10倍になろうが20倍になろうが
ゼロのままです。

ゼロは極端ですが、省エネな家と
普通の家の、年間光熱費の差が
10万円だったとします。

今後も同じペースで上がるなら、
10年後には15万円/年のの差
20年後には22.5万円/年の差
30年後には33.8万円/年の差
40年後には50万円/年の差

40年の光熱費累計の差は
900万円を超えます。

という事を言い続けてきました
↓     ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2022/03/2ed25f0516ebce40df82c2317f7ee643.jpg}

再エネを進めると、エネルギー
価格は大きく上昇していく。

そんなことは分かり切っていた。

だから、再エネと省エネは、
両輪で進めて行かねば、
国民の負担は増すばかり。

しかし、再エネだけを進め
省エネ(特に建築物本体)は
置き去りにされているのが日本。

本当に可哀そうなのが、
ここ数年で、省エネじゃない
家を建ててしまった人。

住宅ローンに余裕があれば、
これからでも省エネな家にする
工夫が出来るかもしれません。

しかし、かつかつのまま
家を建ててしまった人は将来
人生が詰む可能性もあります。

そうなるとは限らない。
しかしならないとも言い切れない。

だからこそ、不確定な未来への
リスクは少なくしておきたい。

断熱は未来へのリスクヘッジ。

戦争が早く終わることも、
国のエネルギー政策が変わる事も
それは自分ではコントロール
出来ないものになります。

戦争反対を叫ぶことも、
原発の再稼働を願うことも、
勿論やってもいいと思う。

むしろ戦争反対はやるべき。
しかし、世の中は自分の
思惑通りに進むかどうかは
分かりませんよね。

でも、自分の家の断熱仕様は
自分でコントロールが可能です。

あなたが舵取り出来る事柄です。

長期目線で物事を考え、
どんな家を建てるか。

私が責任を持てる話ではない。
私が出来ることは情報をお伝え
する事だけです。

誰があなたとあなたの家族の
暮らしを守るかというと、
それはあなたになります。

是非、色々考えて、
40年後でも後悔の無い、
家づくりをしていただければと。

#本質的な家づくり #災害に強い家 #エネルギー自立

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー