凰建設の森です。
本日は現場の検査の後
広島に向かってます。
あれ、講座は終わったのでは?
そう、講座は終わりましたが、
諸事情で最後の発表が
出来なかった参加者の方に
発表をしていただく機会を。
その後はゆっくり建築談義を。
さて、本日は質問箱から。
↓ ↓
%url1%{https://peing.net/ja/q/14b384b1-0126-4b5c-994d-c6caf5f8d1cc}
これ、質問いただいてから
非常に長い時間放置を
してしまいました。
ごめんなさい。
第一種換気と局所換気を
混ぜるのは良くない。
熱交換換気を採用している
建築会社でも、こちらに
具体的に答えられる人は
少ないのかもしれません。
なぜ良くないのか。
これ、質問の中にもありますように
熱交換効率の低下が大きな問題に
なってしまうからですね。
車がカタログ燃費通りに走ると
思っている人はいませんが、
熱交換換気はカタログ通りの
消費電力や熱交換効率で
動いていると思い込んでいる
人はたくさんいらっしゃいます。
実際にはそんな訳は無くって
性能は大なり小なり低下するんですね。
こちらには設計段階で使える、
効率低下を計算するための式があります
↓ ↓
%url2%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/08AC4A07-859D-47E3-B6E7-535117C0580E.jpeg}
カタログに載っている数字に、
いろんな補正係数を掛けると
実際の熱交換効率が計算できるよ。
というものですね。
この補正係数、どんなに優秀な
設備や設計であっても、
大体カタログスペックの
0.8掛けくらいで考えようね。
という数字になっていきます。
とりわけ影響が大きいのが、
給気と排気のバランスが崩れた
時の補正係数になります。
その中でも、排気過多の場合
家全体の熱交換効率は、
カタログスペックの半分以下
みたいなことになるのも
珍しいことではありません。
私もいろんな換気システムを
実測させていただきましたが、
まあまあカタログ通りの
スペックで動いていません。
ものすごく性能の高い
設備を使っているのに、
設計や設定が悪いため、
きちんと動いていない。
これ、勿体無いですよね。
日本中、そんなケースは
よくありますが、それが
大きな問題になることは
少ないです。
なぜかというと、
換気が予定通り動いて
いなかったとしても、
高断熱にしてあるから、
今までよりもすごく快適。
というケースが多いから。
元々換気が、家の熱負荷を
決める割合というのは
そんなに多くない。
UA値が0.3程度になって
やっと換気の割合が
1/3程度を占めるようになる。
その断熱性能に至る前に
導入する熱交換換気って、
役に立っていようが、
立っていまいが、
気づきにくいんですね。
話が横に逸れましたが、
熱交換換気と局所換気を
組み合わせてはいけない理由は
給気排気のバランスが、
排気過多側に崩れるから。
そうなると、カタログに
記載してある熱交換効率は
どんどん悪くなっていく。
せっかく高価な設備を
入れるのであれば、
そういうこともわかった上で
設計施工してくれる人に
頼んだ方が良いですよね。
どうぞお気をつけて。
