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へたくそか。

エネルギーと暮らし

凰建設の森です。

本日は学校の日。
水曜日が大阪、
木曜日が埼玉、
金曜日が岐阜、
沢山お話を致しました。

水曜日に泊まった
ホテルの空調が、
爆風と無風を3分おき
くらいにサイクルする
仕様で、木金と、
微妙に喉が痛い。

盛夏厳冬に外泊すると
体調を崩しがちなのが、
高性能住宅に住む人。

自宅と同じ様に過ごすのではなく
きちんとお布団に入って、
エアコンの風向きなども
気をつけないとダメですね。

本日から新幹線の社内チャイムが
会いに行こうに変わったらしい。
昨日は終電で帰ったので、
AMBITIOUS JAPANを最後に
聞いた一人のうちに、
入っていたのかもしれません。

全然意識していませんでした。

明日から2日間、完成内覧会。
岐阜市茜部の大きな家です。

午後からはにわか雨の予報も。
どうぞお気をつけてお越しください。

梅雨明けも迫ってきました。
厳しい暑さが続く事が
予想されますので、熱中症にも
どうぞお気をつけて。

さて、本日の話題は、学校で
お話をさせていただいた内容から。

私の担当授業は「エネルギー教育」
学生さん達と一緒に、エネルギー
というものを一緒に考えていく。
という講座になります。

エネルギーというテーマだけで、
50分×4コマ×11講義。
実時間で1日半、延々と話を
するのが担いになります。

そんなに話す事あるんかい?
って思うじゃないですか。
それが、あるんですね。

世界のCO2排出、人間が、
エネルギーとどのように
向き合ってきたのか。
発電の仕組み。
原発再稼働が進まない理由。
エネルギーミックスの考え方。
今起きている紛争や戦争と
エネルギーの関係性。
家庭の省エネについても
勿論お話をさせていただきますが、
エネルギーの分野なんて、
裾野が広すぎて、どれだけでも
話すことがあるんですね。

そして、面白いのが、毎年
少しずついう事が変わってくる。
毎年世界の情勢が変わるから。
この授業の中でも、最初の年は
太陽光発電は今つけるか、
後で付けるかはどちらでも
いいけど、将来は必須だよ。
とお話をしておりました。

今は、太陽光は新築に合わせて
必ず載せるように言ってます。

エネルギーは自分たちの暮らしに
直結した問題です。主に、
電気代やガス代などの、
生活コストにつながってくる。

エネルギーと上手に向き合う
という事は、自分、ひいては、
顧客の経済的なメリットに、
大きくつながっていくんです。

今の事だけではなく、未来の
事も考えないといけない。

少なくともこの先30年50年、
間違いないよねという判断を
しないと、ダメなわけです。

もう一つ、省エネ省エネと
言われております。
学生さんにも省エネについての
イメージを聞いてみるのですが、
とにかく「我慢」というワードが
バンバン出てきます。

我慢は日本人の美徳です。
それを否定するつもりは無い。

だけど、それでは成果が出ない。
夏にエアコンの設定温度を
1℃上げましょう。

今年はそれでいい。じゃああ来年は?
もう1℃上げてみる?再来年は?

日本人が思う「我慢」の省エネって
次に全然つながらないんです。

会社でも良くある話。
経費削減だ、みたいな事で、
ペン1本買うのも大変な稟議と
決済が発生する事になる。

結果、多くの人の時間が無駄になる。

そんなことをやっているのが日本。
こんなに我慢して頑張っているのに、
CO2の排出量削減率は、EU諸国に
どんどんおいてかれています。

彼らは我慢しているのか?

というと、そればかりではない。
国のエネルギーマネジメントを、
最適化する事で、省エネや、
脱炭素を達成しようとしている。

脱炭素を目指すために、社会を
ゲームチェンジさせていってる。

日本だと、原発再稼働か、太陽光か
みたいな二元論で対立が進み、
それ以上の話になっていかない。

国を挙げての脱炭素には、

エネルギーのベストミックス、
国単位での系統連系と電力融通、
需要側の協力というのが欠かせない。

最近日本でもようやく日中の方が
電力料金の安いプランが出るように。

遅い。2年前には既に中間期の
日中なんて電力が余り過ぎてた。

国全体で効率化を目指すだけで、
もっともっと楽になるはず。

今の時期、涼しい東北や北海道で
電気が余りまくり、電力事情が
すっかり貧弱になってしまった
首都圏は、全国で最も高い電気を
買わされている。

冬は逆ですね。寒い地域の方が
ひっ迫しやすかったりする。

ちなみに首都圏は何かあるとすぐ
電力を他の地域から恵んでもらう
電力貧困地域になっちゃってる。

東京都民こそ、全ての建物の屋根に
太陽光を設置して、少しでも、
周りの地域に迷惑をかけないよう、
電力の自給率を高めてほしい。

首都圏の人はもっと恥じてほしいし
周りの人はすごく迷惑だと、
怒ってもいいと思うんです。

日本を縦断して電力を融通し合える
仕組みが整わないと、いつまでも
最適化が進みません。

エネルギーを持たない国は、
どうしてもエネルギーに翻弄される。

早くから危機感を抱き、エネルギーの
大変革に取り組んだ国が、
北欧のデンマークになります。

自国のエネルギーミックスを考え、
その為のインフラ投資を2000年代から
やってきた。当初はやはり、電力価格が
上がっていきましたが、ここ数年、
化石燃料が上がり過ぎた結果、
周りの国の値上げが追い付いてきて、
ヨーロッパの中でも比較的、
ここ数年のエネルギーショックを
受けなかった国になってます。

そのデンマークが、2010年ごろに
作って国民の意識向上に使った
動画がこちら。
↓     ↓
%url1%{https://youtu.be/L6oGK_1tZsw}

今現在、デンマークは動画の中で
言っていた未来にどんどん近づいてる。

我慢する省エネではなく、
社会を変える事での省エネ。
人口が増えているのに、
CO2排出量はこの25年で4割減。

我慢と節電のお願いをする以外の
有効打を模索中の日本。
下手くそか、と言わざるを得ない。

社会インフラにどんどん投資し、
雇用を生み出しつつ脱炭素を
推し進めるデンマーク。

デンマークに限らずですが、
欧米はこういうのは凄く上手。

さて、日本の脱炭素とエネルギー
どうなります事やら。

というお話をしてまいりました。

#未来コストを考える #エネルギー自立 #電気を使い過ぎない暮らし

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー