凰建設の森です。
昨日、内覧会が終わってから
今朝まで資料作り。
3時間くらい仮眠しましたが
なかなかにハードです。
本日は午前中お引き渡し。
岐阜市の川原町という、
古い街並みの中に建つ家。
観光に来られた際は、
良ければご覧くださいませ。
お昼からは名古屋で始まった
住宅空調設計講座です。
今週はずっと講座などなど。
物凄いバタバタしております。
さて、本日の話題は、
佐藤の窓にすると性能が
下がる話になります。
え、高性能な窓じゃないの?
性能が下がるってどういう事?
これ、確かに性能は下がるのですが
私は全く問題だと思っていません。
というのも、性能が下がる理由
というのは、外皮計算の時に、
佐藤の窓は一般的な木製窓の
窓U値である、1.6W/m2K
という数字を使うから。
実際にはUfとUgを計算して
ひと窓ごとのUwを出すので、
0.7前後になったりしますが、
日本のルール上では、悪い方の
数字を使うことになります。
昨日内覧会を行った家も、
佐藤の窓を使った部分は、
他の樹脂トリプル窓を使った
部分よりも性能が悪いと
みなして計算をしております。
正確な数字を入れると、
UA値は0.03程度下がります。
400m2程度の外皮面積が
ありますので12W/K程度の
熱負荷のずれが出ます。
今朝のように冷え込む朝で、
内外温度差が20℃程度
あったとしますと、
240Wくらいの誤差が出る。
6000W程度の負荷の家なら
240Wなんて誤差の範囲。
しかし1500W程度の負荷の家だと
1割以上の差になってきます。
UA値が数字遊びであれば、
どうでも良いと思いますが、
UA値を負荷計算、空調計算に
使うとなると、なるべく正確に
算出したくなります。
昨日の家も、悪く計算すると
UA値は0.25となりますが、
正確に計算すると、0.22です。
佐藤の窓を採用したお施主様には
悪い方の計算式を公称値として
報告しておりますので、
佐藤の窓採用のお客様は、
実際はもっと高性能な家に
住んでいることになります。
悩ましいのが、それで等級分けを
またぐことになる場合。
悪い方で計算して、
UA値0.27みたいな時に、
実質は等級7なのに、
表記上は等級6扱い。
それはちょっと申し訳ない。
しかし、名を取るか実を取るか。
そりゃあ、実を取りたいですよね。
数字だけよくても実際に寒かったら
意味が無いじゃない。
という事で、佐藤の窓は、
採用すればするほど、
見かけの数値は悪くなりがち。
佐藤の窓に限らず、高性能な
樹脂窓や木製窓は、同じことが
起きる事もありますので、
覚えておいて良いかと。
