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作るほどにお金が減っていく空間

日本人の暮らし

凰建設の森です。

本日、大阪を後にし岐阜に
帰ってまいりました。

全10回の講座が終わると、
ほっとしますね。

受講生の皆さんも、修了証を
貰えるかどうかでドキドキですが、
教える側もドキドキしてます。

学校の先生などは、うんうんと
頷いてもらえるかと思いますが、
クラスの学力レベルが上がるかどうか
というのは教える側の力量というのも
大きな要素になります。

その会の発表のレベルが高いと、
教える側も、頑張れたなと思う。

もちろん、最終的には学ぶ人が、
どれだけそこに熱量を掛けられるか
に尽きるのですが。

受講していただいた皆様、
大変お疲れ様でした。

ちなみに修了証をもらった方の
ホットな感想はこんな感じ
↓ ↓
%url1%{https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02PXpYMZYDCW1Ak11uZzSpvQAerdk4beYDQy3RcNMThhDVcMJTkG7aCve1yQh8bRugl&id=100004167913643}

※facebookの投稿です。

資格試験を受けるくらいの
勉強量を迫られますが、
得るものは大きいはず。

さて、本日の話題は、
作れば作るほどお金が
なくなっていく空間について。

家づくりって、空間を作る事。
建て物を3次元4次元で考え、
どんな空間を作っていくかを
考えるのが、プランニングです。

様々な用途の空間がある。
居場所の空間、寝場所の空間。
衛生の為の空間など。

そして収納の為の空間。

作れば作るほどお金が無くなる
空間というのは、最後の収納。

なぜ?と思います?

収納の中に入る物って、
ほぼ全てお金がかかる物。

衣類、食器類、雑貨、本、
娯楽用品、掃除道具、
季節の家電等々、
収納の中に入るものは
多岐に渡ります。

大体、家を建てるときには、
今持っている物が全部収まるよう
収納計画をするわけですが、
多くの場合で、もっと余裕を見ます。

アパート時代よりも収納の少ない
家を建てる人は稀です。

で、収納をたくさん計画して
家を建てていくわけですが、
新築でがらんとした収納を
見ると、もっと物があっても
大丈夫だなと思ってしまう。

何か欲しいものがあったとき、
これの置き場所どうしよう?
って考える事なく買えてしまう。

収納って不思議なもので、
大きな収納を作った家でも
小さな収納を作った家でも、
10年後にはその収納の中には
割とぎっしり物が詰まっている。

そして中身が必要な物ばかりかと
言えば全くそんなことはない。

最後に使ったのが2〜3年前かしら?
みたいな物もたくさん入ってます。

収納がいっぱいになって、
置き場所に困るようになって初めて
物を買うときに、どうやって
収納を空けようか、どこに置こうか
と考え始めるようになります。

収納がいっぱいになった時点で
置き場所どうしよう?という
思考に至らないと、家はゴミ屋敷
一直線になってしまいます。

置き場所どうしよう?の考えが
できないという方は、収納を
いくら作っても無駄だと言ってもいい。

ものが溢れ始めるのが、数ヶ月先に
なるのか数年先になるのかだけの違い。

もし、自分がそういうタイプだなと
思うのであれば、消耗品以外を
買う時は必ず伴侶にご相談。

誰かに手綱を握ってもらえると
良いかと思います。

収納の広さは家の面積の10〜13%
みたいなことが以前から言われて
きましたが、じゃあ、30坪(60畳)
の家に6畳のファミクロがあって、
残りは家中の必要箇所に収納が
ばらけていれば良いか。

それでも問題はないかと思いますが、
昔と違って今の暮らしだと、そこまで
大きな物を家の中にしまいこむという
事は少なくなってきております。

特に高気密高断熱の家であれば。

ウォークインタイプの収納よりも
奥行き45cmの壁面収納が、
たくさんあった方が家は
片付きやすい。

多分、どの家でも少なからず、
同じじゃないかと思いますが、
ウォークインタイプの収納って、
奥にもう動かせない物があり、

整理されているんじゃなくて、
とにかく物が突っ込まれている
だけという状態が起きやすい。

立方体としての空間はあるので、
物理的に物は入りますが、
収納本来の目的である
必要なときに出して使える
という状態にはなってない。

ウォークインクローゼットが
流行ったのは、阪神大震災以降。

箪笥などを部屋に置かずに、
倒れても人が死なない場所に
まとめましょうという考えから。

そういう大型家具が少なくなり
作り付けのクローゼットなどが
主流になってきた今、
収納のあり方もまた変わって
行かなくてはならないのかな
と思っております。

収納というのは、作れば作るほど、
中に入れる物を買うことになり、
後々お金がかかる事になる空間。

収納は作り過ぎに気をつけて。

#流行より普遍性 #本質的な家づくり

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー