凰建設の森です。
本日は空調講座福岡。
福岡は後半の間隔が
比較的空きますので、
復習が重要に。
なるべく丁寧に、
前回を振り返りながら
進めて行こうと思います。
さて、本日の話題は、
依頼先の選定について。
家づくりは9割が依頼先で決まる。
これはなかなか独特な感じ。
例えば私がカメラを買おうとします。
街のカメラ屋さんで買っても、
ビッグカメラみたいな大手で
買っても、その品質に違いはない。
買う窓口は販売店であり、
メーカーは別だからですね。
じゃあ、販売店とメーカーが
一緒になっている所でオーダー品を
買うという事を考えてみます。
例えばワイシャツのオーダーを、
街の仕立て屋さんで行うか、
高島屋などの大手で行うか。
これも、値段の違いこそ多少あれ
品質が劇的に変わるという事は、
起こりにくいんですね。
これが、注文住宅になると、
依頼先の選定如何で結果が
全く違うものになってくる。
それぞれの会社で提供する家の
レベル感が全く違うんですね。
オーダーシャツであれば、
品質が変わると言っても、
50点~100点で変わる位で、
劣悪なものが出来てしまった
というのは起きにくい。
しかし、住宅はあっちこっちで
クレームやら裁判やらが起きる。
0点に近い家づくりもあり得てしまう。
だから、依頼先の選定が
非常に重要になる訳ですが
どこだっていい建物を
作っているように見える。
何が違うのかが分かりにくい。
それが建築会社を外から見た
印象なのではと思います。
どうやって選ぶかについては、
色んな選定方法があるのですが、
私が思うに、こういう会社は
比較的大丈夫で、こんなのは
信用ならんというものを
ひとつご紹介したいと思います。
それが、横のつながり。
社外の人との交流がどれだけあるか。
住宅業界というのは、
個人商店の延長みたいな
会社が多様に乱立して
成り立っています。
小さな規模の限られた経験から
次に打つ手を決めてやってきた。
その為、会社がガラパゴスに
なってしまいやすいんですね。
良くも悪くも、とんでもない進化を
遂げている建築会社というのは
全国に沢山あります。
良い方向に進化している会社なら
それでも良いかと思いますが、
逆に悪い方向に進化している会社も。
断熱気密が眉唾だった20年前なら
いざしらず、2024年現在でも、
断熱をすると家が腐ると本気で
信じている人は沢山います。
勿論、その人にも背景がある。
自分で断熱やってみたけど、10年後に
カビが生えているのを見つけたとか
断熱の歴史を調べたら腐った家を見たとか。
だけど正しく断熱を行えば
そうじゃないんだという事も
情報としては沢山ある訳ですが
なぜかその情報を得ずに、
ここまで来てしまった。
重要になるのが仲間の存在。
建築会社として広く付き合いが
あったのであれば、いやいや
そんなことは無いんですよ。
って言ってくれる誰かがいたはず。
大手ハウスメーカーと呼ばれる
会社さんはその辺しっかりしている。
耐震でも断熱でも、横のつながりを
しっかり持って、歩調を合わせて
国の指針通りに進んで行ってる。
断熱等級5が出るまでは
等級5を超える商品を出さないし
等級6と7が設定されるまでは
それに相当する商品は出さない。
耐震については、2000年の
品確法設定以降、早々に
耐震等級3を打ち出している。
問題は工務店や設計事務所。
ガラパゴスになっている組織が
沢山あります。
そういう会社はやっぱり怖い。
致命的な欠陥を作ってしまう
可能性が高くなります。
え、この法律知らないの?とか。
だから、しっかりした会社ほど
ガラパゴスになることを恐れ、
外に情報を求めていきます。
一番手っ取り早いのは、
仲間を沢山作る事です。
自分の強みの部分は、勝手に
伸ばしていけばよいのですが、
弱みをカバーするのは、
仲間の力というのは大きい。
多くの人と交われば、
平均が見えてくるんですね。
弱い所はせめてその平均よりも
上を目指して行こうという
目標を設定することが出来る。
すると、強みはしっかり存在し、
弱点という弱点の無い会社が
出来上がるという訳です。
物凄い腕を持つカリスマ美容師が、
美容師免許を持っていなかった
という事件が昔ありましたが、
物凄いいい家を作る建築会社が
何か致命的な事をやっていた
という事だってあるんです。
それ以外にも大なり小なり、
ガラパゴスによる弊害は起きる。
それを回避するのが、
横のつながりです。
横の繋がりの確認方法は
比較的簡単です。
まずはその会社の発信を見る。
他の会社との交流や、勉強会に
参加したなどのトピックがあるか。
経営者、それに準ずる人の
SNSはそういう情報が拾いやすい。
一番楽なのはFacebook。
経営者さんの横のつながりが
一番見えやすいと思います。
どんな人とのつながりがあるのか。
どんなことに興味を持ち学んでるのか。
はたまた遊んでばかりなのか。
その人となりがよく見えます。
次に会社のブログでしょうか。
私自身、最近あまり更新を
しておりませんが、私の場合は、
これ(メルマガ)で十分私の動きを
あなたにお伝えすることができて
おりますので、それでいいかと。
いいなと思った会社さんが、
どんな横のつながりを持っているか。
それは確認しておいた方がいい。
どうぞ、覚えておいてくださいませ。
