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土地を買ったらまた来てください?

住宅会社選びと業界構造

凰建設の森です。

本日は新築住宅の基礎の配筋検査。
別の現場が上棟中ですので、
代理で立ち会って来ました。

久しぶりに検査に立ち会いましたが、
検査員さんは「???」
これ、なんですか?
って聞いてきます。
↓     ↓
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高断熱を謳う会社さんは沢山
あるのですが、ちゃんとここまで
やっている会社って珍しいみたい。

住宅瑕疵保険の検査員さんって、
地域の建築士事務所の一級建築士
さんが外部委託でやることが多い。

だから、珍しいものがあると
自分の引き出しに加えようとして
結構聞いてきたりします。

どんどん真似してもらえたら、
日本の家づくりの底上げになります

さて、先日の内覧会で、
お客様から言われたお話。

「土地が決まったらまた来てね」
って、建築会社に言われた。

あー、これはよくある話ですね。

特に、注文住宅系の建築会社は
こういうスタンスの会社さんが
凄く多い気がします。

気持ちは分かります。

基本的に、建築会社はお客様の
土地探しについて、いつまでに
決めるという話は一切信用して
いません。

1か月くらいで決める人も居れば
5年経っても決まらない人も居る。

それに付き合って土地探しを
していたら、延々と時間が過ぎて
自分の仕事が出来ません。

だから、土地のないお客様が
来社されると、適当にあしらって
「土地が見つかったらまた来てね」
と言って帰してしまいます。

一見冷たそうに見えますが、
そういうスタンスに建築会社が
切り替わってしまった理由も
ちゃんとあるんですね。

過去のお客様に、さんざん土地を
見に連れ回された挙句に、
予算が合わないからなどの理由で
別の会社で建てられたとか、
そんな話は枚挙に暇がありません。

ヤマダ電機で商品説明だけ聞いて、
買うのはネットとか、
ユニクロに試着しに行って、
買うのはメルカリとか、

商品知識を手に入れる行為と
購買する行為を分けるのは、
誰だって意識無意識に関わらず、
やってしまっているかも。

だから一概に建築会社が冷たいと
言い切れるものではないですが、
完全に突き放してしまうのは、
私も少し心が痛みます。

だから、ある程度は土地探しも
一緒に行きたいなと思います。

その際、気を付けているのは、
個別の土地に対して良し悪しを
判断してお伝えするのではなく、

土地の選び方という座標軸を
まずお伝えして、それに準じて
意見を言う事です。

魚を与えるのではなく魚の
釣り方を教える逸話ではないですが
建築会社の設計士さんが、
どんな視点で敷地を見ているのか
まずはそれをお伝えします。

周囲の景色はどうか、
ライフラインはどうか、
高低差はどうか、
日当たりはどうか。

他の方はどうか分かりませんが、
出来るだけ定量的に、
数字で表せるようにしたい。

うーん、お金がかかりそうですね。

と定性的に言うのは簡単。
だけど、高さ1mの擁壁は
メートル単価がいくらなので、
この土地を囲う場合は○○万円
くらいかかりそうですねなど、
次の土地でもお客さんが自分で
判断できるような材料ごと、
お伝えできれば、次第に自分で
土地の目利きが出来るように。

後は、決める前に再度確認の意味で
一緒に見に行きましょうとすれば、
土地選びで失敗をする可能性は
少なくなります。

注文住宅において、土地選びは
とても重要なイベントです。

だからこそ、少なくとも最後は、
依頼しようと思っている建築会社の
設計士さんと一緒に見に行って、
買うという決断をしましょう。

土地を買ったらまた来てくださいね
と言われて土地を買った後に行ったら、
何でこんな土地選んだの?
買う前に相談してくれなかったの?
みたいな事を言われた。

そんなエピソードもありますが、
これ、腹立ちますよね。

知識のタダ乗りをしようとする
住まい手がいらっしゃるのも事実。

凄く不親切な建築会社が
居てしまうのも、また事実。

家づくりに限らず、商取引は
信頼関係の上に成り立っています。

お互いに信頼し合って仕事を
頼める関係がいいですよね。

最近、こんな記事が話題に。
↓     ↓
%url1%{https://asobo-design.com/nex/saynotospec-1012.html?fbclid=IwAR1z7XwtsFNVTcDMipGRiQuJSg4t5d2XF0F-qSIFdeTjLqB57GYsvJgcBWQ}

消費者のわがままにプロはどこまで
寄り添うべきか。

私も考えさせられました。

#本質的な家づくり #未来コストを考える #住宅を消費しない

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー