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夏の断熱は意味なし?

温熱と住宅性能

凰建設の森です。

暑い日が続きますね。
本日も私は外に出ず
事務所でのお仕事。

外仕事の皆さん、
くれぐれも体調には
お気をつけて。

もう今年から、
8月は上棟をやめよう。
って決めまして、
盛夏はなるべく
屋根のあるところで
お仕事をすることに
決めたのですが、
いや、正解だったなと。

さて、本日の話題は、
夏に断熱は無意味?

という話題についてです。

いえ、ちょっと昨日
SNS上で色々と
話題に取り上げて
貰えたみたいでして。

UA値0.46の家が
岐阜市に建っていたとして、
その家が夏と冬に
何が原因で不快感を
覚えるのかというのを
計算してみると、
こんな感じになります。
↓     ↓
%url1%{https://www.ohtori.net/wp/wp-content/uploads/2024/07/90e222d696566ebc97cdf3c51d912f75.png}

見慣れない表だと
思いますが、
棒グラフを見ていただければ。

家の負荷に対する各要素の
量を示したものですけども、
夏は換気や内部発熱、
外皮から入る熱や、
日射取得熱が色々と
拮抗してバランスよく
熱が入ってきているのに対し、
冬は外皮一択みたいな
感じになっているのが
分かりますでしょうか。

換気も大事ではありますが
それよりなにより外皮です。

岐阜市だとUA値0.46に
しておいても冬はまだまだ
外皮が負荷の主役なので、
もっと断熱を。
ってなるんですね。

じゃあ夏に断熱が無意味なのか?

というと、0.46位で、
丁度他の要素が追い付いてくる。

この先の快適を求めるなら
換気を攻めるか、日射遮蔽か。
はたまた内部発熱の見直しか。

と、色々選択肢が出てくる。

勿論、更に断熱を。
という選択肢だって有り。

夏冬のトータルバランスを
考えるのであれば、
冬の方がまだまだ負荷が
大きいので、断熱をもっと
暑くすべき。

岐阜の夏だとUA値0.46位から
選択肢が広がるというだけで、
夏に断熱が意味ないという事は
無いんですね。

最近アウトドアが流行りですが、
高性能なクーラーボックスって、
物凄い断熱してありますよね。

ああいう感じで、
しっかり断熱をして、
家に冷気を閉じ込めておく。

その必要がなくなる訳では
ありません。

どんな発信でも、
悪意を持って切り抜きをすれば
自分の意のままに情報を
捻じ曲げる事が出来ますが、
そう言う時こそ、一次情報を
しっかり当たっていただければと。

私も2年前、PTA会長を
務めさせていただいた際、
色んな人の噂や又聞き情報、
言葉の揚げ足取りなどを
経験致しまして、それ以来
「あの人がこう言っていた」
という情報は全く信じないことに
決めました。

その人から直接聞いた事だけ信じる。
その人が参考にしていた情報を
直接当たって調べてみる。

わざわざ大変だと思われるかも
しれませんが、人がこう言っていた
という話を頼りに物事を進めるより
はるかに早かったです。

基本的に「あの人がこう言ってた」
という物の言い方をする人は
あんまり信じない方がいいと思います。

世の中には悪意を持って
情報を扱う人が沢山います。
どうぞ、お気をつけて。

#温熱は物理 #快適は設計でつくる #設備より建築

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この記事を書いた人

代表取締役 森亨介

森 亨介(こうすけ)

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国立岐阜工業高等専門学校建築学科卒業 建築環境工学を専攻する。
生涯コストが最も安くなる家を作る事を提唱し、普及に努めている。
凰建設株式会社代表取締役 一般社団法人ミライの住宅代表。
元パッシブハウスジャパン東海支部エリアリーダー